大和広陵・立田将太投手が7回8安打4失点で夏スタート、日米6球団スカウト視察

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 高校野球奈良大会では今年の高校生のドラフト候補で最後の鍵となりそうな、大和広陵・立田将太投手が夏をスタートさせた。

149km/h右腕の最後の夏

 立田将太投手は中学時代に多くの強豪私立から誘いを受けながら、地元の公立高・大和広陵高校に進んだ。そして高校1年で149km/hを記録し、2年春にはチームを甲子園に導いた。

 安楽智大投手と比較されたが、安楽投手のように1年目から全力で力を見せる事もなく、「高校3年間」または「プロ野球」といった言葉が多く聞かれ、将来を見据えての練習や言動が多かったように思う。

 そして、その高校の3年目の夏、そしてプロ野球で活躍する為のハードルと言える夏が来た。

 

143km/hで4失点

 この日は最速は143km/h、5回には3本のヒットなどで4失点し一時は同点に追い付かれた。7回コールドで勝利したものの、7回8安打4失点という内容に、「勝てましたけど、納得はいきません。」と話した。

 この日は当初は登板の予定がなかったが、監督に志願しての登板だったようだ。立田投手も本気になっている。

 この日は立田将太投手の初戦に、北海道日本ハム、福岡ソフトバンク、そしてツインズなど日米6球団のスカウトが訪れ、北海道日本ハムの芝草スカウトは、「ストレートの質を一番評価している。肘、腕をやわらかく使ってボールにしっかり力を伝えられている」と評価すると、福岡ソフトバンクの荒金スカウトも「考えながら投げていた。ゲームをつくれるところもいいですね」と話した。

 立田投手は「プロに行くには岡本を抑えないと。正面からぶつかっていく」と、プロ入りのハードルを智弁学園の71本塁打スラッガー・岡本和真選手に設定した。

 スカウトのコメントから見ると、ドラフト会議では4位~6位あたりでの指名があるかないかという所で、ドラフト会議での指名を確実にするためには、プロが注目している岡本選手をスカウトの目の前で抑え込むことだろう。

 プロ注目のMAX149キロエース・立田(3年)は7回を8安打4失点。「勝ったけど、自分のピッチングができなかった」と反省の弁を続けたが、米大リーグ・ツインズなど日米6球団のスカウトが熱視線。日本ハムの芝草スカウトは、「ストレートの質を一番評価している。肘、腕をやわらかく使ってボールにしっかり力を伝えられている」とうなずいた。

 昨春センバツ以来の甲子園出場へ、準決勝で智弁学園と対戦する可能性がある。高校通算71本塁打の岡本和真一塁手(3年)とは昨夏の奈良大会で一度だけ対戦し、無安打に封じた。19日はライバルの初戦を偵察した。「プロに行くには岡本を抑えないと。正面からぶつかっていく」と挑戦状を叩きつけた。

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