大分高・佐野皓大投手が143km/hで完封、東北楽天、阪神など8球団のスカウト視察

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 高校野球大分大会では大分高校の佐野皓大投手が準々決勝の藤蔭戦に先発すると、最速143km/hと抑えた投球でわずか89球で完封勝利した。この試合には8球団のスカウトが視察に訪れた。

力を入れれば球速は出せる

 佐野皓大投手は春季大会で150km/hを出して一気に評価が挙がった投手で、九州では西日本短大付の小野郁投手、多良木高校の善武士投手と共に注目されている。

 これまで2回戦の安心院戦では4回を投げて4安打6奪三振1失点も、3回戦の森高校戦では8回2/3を投げて5安打11奪三振で完封している。そしてこの日は、「7割の力で投げた。力を入れれば球速は出るけど、リラックスして投げることを心がけた」と話し、最速143km/hの速球をコーナーに投げて打ち取り、9回を6安打4奪三振、わずか89球で完封した。

 監督からは今大会は「スピードを追い掛けるな」と言われており、春のような球速でアッと言わせる事はまだ無い。しかしその分、少ない球数で勝てる投球を見せている。150km/hの速球は甲子園まで取っておく。

 

8球団のスカウト視察

 佐野皓大投手にはこの日も阪神、東北楽天など8球団のスカウトが訪れた。なかなかベールを脱がない佐野投手がプロで通用するのか、将来性はどうなのかをチェックしている。

 阪神の田中秀太スカウトは「球持ちが良くキレもある。素材はいいので体ができればおもしろい」と将来性を評価していた。

 佐野投手にはこれからの投球や進路など、今後も注目される事になりそうだ。

九州BIG3佐野、エコ初完封 - 西日本スポーツ 2014/7/22

 

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