高校野球・静岡大会(2015):ドラフト注目度A

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 静岡の高校野球、昨年は常葉菊川の桑原樹選手が広島にドラフト5位で指名され、常葉橘の木村聡司投手、磐田東の斎藤誠哉選手も広島、福岡ソフトバンクから育成ドラフトで指名された。2013年には聖隷クリストファーの鈴木翔太投手が中日からドラフト1位指名を受けており、注目の地区となっている。今年も注目選手が多くドラフト注目度はA。

地区

 静岡高校が強さを見せる、昨年夏、秋、今年春と県大会を制し、昨年秋は決勝で13点、今年春も12点を奪うなど圧倒的な攻撃力を見せる。

 しかし他校もレベルは高い。常葉菊川や東海大翔洋、常葉橘、浜松商、藤枝明誠などが挙げられる。

 組合せ抽選では春に初戦で浜松商に敗れた日大三島がノーシード爆弾となり、勝ち上がれば2回戦で静岡高校と対戦となった。

 また常葉菊川もノーシード爆弾となり、勝ち上がれば2回戦で藤枝明誠と対戦する。その試合に勝っても掛川西などと対戦する厳しいブロックとなっている。

 東海大翔洋も勝ち上がれば2回戦で飛龍と対戦、実力校が揃う静岡は、一つも油断ができない。

 

注目選手

 日大三島の小澤怜史投手は投げては180cmから148km/hを記録し、打っても4番を打つ。阪神などが上位候補にリストアップをしており、ドラフト会議では3位前後での指名が予想される。

 また駿河総合の杉山一樹投手は191cmの身長から145km/hの速球を投げる。課題だった制球力も良くなり、多くのプロのスカウトが注目している。

 静岡高校は主軸の堀内謙伍選手、安本竜二選手、内山竣選手などがおり、共にプロが注目している。捕手の堀内選手、内野手の安本選手は守備でも注目されそうだ。エースの2年生で182cm右腕の村木文哉投手も、きれいなフォームと筋の良い球が光り、来年の注目選手の一人。

 

その他の注目選手

 東海大翔洋の杉山賢佑投手は192cmの大型右腕で、最速は130km/h台後半だが角度がある。浜松工の吉田一稀投手も141km/hの速球を投げる180cmの投手。

 静清の緒方彰一投手は141km/hを記録するキレのある速球を投げ、また2年生の横尾蓮太投手は143km/hを記録し来年が楽しみな投手。常葉橘の谷脇亮介投手も2年生ながら春に東海大翔洋を完封するなどセンスの良さを見せる。

 掛川西の斎藤健投手は故障が多く実績は少ないものの183cmから141km/hのキレの良い速球を投げる。

 藤枝明誠は3年生エースの久保山優投手も138km/hを記録するが、2年生で187cmの伊藤翼咲選手は期待のスラッガーで投げても141km/hを記録している。他にもセカンドまで2秒を切る強肩捕手・光岡廉選手など選手が揃う。

 今年だけでなく来年も注目選手が多そうで、静岡高校野球熱の高さは続く。

2015年度-高校生-静岡県のドラフト候補リスト

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント