創志学園2年・高田萌生投手は最速147km/h、4回5奪三振無失点

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 最速150km/hを既に記録し、来年のドラフトの目玉候補の一人となっている創志学園2年の高田萌生投手が、岡山大会2回戦の笠岡商戦に先発した。

東北楽天スカウトが視察

 注目の2年生が先発した。背番号11を付けた高田萌生投手は178cm72kgの右腕で、体重の割に大きなしっかりとした下半身があり、今年1月の練習で150km/hを記録している。

 この日は先発すると4回を投げて最速は147km/hを記録、1安打5奪三振、無失点に抑えて上々のピッチングを見せた。しかし高田投手は「腕は振れていたけど、体が開いてシュート回転した球が何球かあった」と話し、球の質を課題として挙げていた。

 この日は東北楽天の山下スカウトが視察、「フォームが高校時代の松坂に似ている。来年の指名候補に入ってくる」と来年のドラフト候補として注目をしている。

 178cmと言えば、横浜高校時代の松坂大輔投手も同じ位の身長と体重で、150km/hを越す速球やスライダーで春夏連覇、怪物と呼ばれるピッチングを見せた。その松坂投手も2年生の夏はサヨナラ暴投で甲子園出場を逃し、そこから公式戦無敗のピッチングをしている。

 高田投手は今年の夏がまだ続くが、夏、そして秋以降の成長が本当の楽しみだ。そして来年のドラフト会議では、豊富といわれる高校生投手の中でもトップを走る投手として活躍を期待したい。

2016年度-高校生のドラフト候補リスト

楽天・山下スカウトは「フォームが高校時代の松坂に似ている。来年の指名候補に入ってくる」と熱い視線を送った。

「ずっと甲子園の映像を見て練習してきた」というソフトバンク・松坂は憧れの存在で、視察した楽天・山下勝己スカウトも「高校時代の松坂に似ているよね」とうなずいた。全身を使ったダイナミックなフォームからこの日も最速147キロをマーク。背番号は11だが「自分がエースという気持ちで責任感を持って投げていきたい」と力強かった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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