千葉経大付のエースとして甲子園で活躍し、最速145キロ右腕として2008年のドラフト会議で巨人に3位指名された斎藤圭祐投手が、千葉・長生高校のコーチに就任した。
2008年センバツベスト4
斎藤圭祐投手は3年生となった2008年にはエースとしてセンバツと夏の選手権で甲子園に出場し、センバツでは最速145キロを記録すると、興譲館戦で13奪三振完封、強力打線と戸狩聡希投手を擁する前年センバツ覇者の常葉菊川にも2失点完投勝利し、ベスト4に進出した。(大会は東浜巨投手の沖縄尚学が優勝)
夏の甲子園でもフォークを中心に変化球のキレを見せ、その秋のドラフト会議では巨人がドラフト3位で指名するなど高い注目を集めた投手だった。しかしプロ入り後は右肩関節唇の損傷により2012年オフに戦力外となり、4年間で1軍登板はなかった。その後もプロ復帰を目指し、アメリカやカナダでトレーニングや独立リーグでプレーしていたが、昨年10月に野球選手として復帰する事を断念し引退を決めた。
建設会社に勤務をしたが、その経営者が長生高校のOBという事で長生高校に繋がり、2月よりコーチとして指導に当たる事になった。建設現場で働きながらコーチとして指導する事のようだが「野球に携われることはうれしい」と話した。
野球をプレーしている選手は、少なからずプロ野球でプレーするという夢を持っていると思う。その夢に少しでも近づけ、そして一人でも多くのプロ野球選手を育ててほしい。
現役続行の道を模索してきたが、昨年10月上旬に引退を決意していた。現在勤務する建設会社の経営者が長生高OBという縁で、2月から県立進学校での指導が始まった。
コメント