東海大市原望洋・島孝明投手は9回4失点、146キロ記録し6球団スカウト注目

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東海大市原望洋・島孝明投手はこの日の関東第一戦で先発のマウンドに上った。

経験

島孝明投手は昨年は先発として登板をしていたが、今年、このように150キロを超す速球を投げるようになってからは公式戦で先発はしていない。この日は強豪・関東第一戦で先発をすると最速は146キロを記録、初回に1点、6回に1点を失うものの好投を続けた。

しかし4-2で迎えた9回、微妙な判定もあったが1点を失うとさらに暴投で4-4の同点に追いつかれた。島投手は昨年秋も9回にサヨナラ2ランを浴びており、「最終回を抑えられない自分の弱さが出た。このままじゃ夏は勝てない」と話した。結局島投手は裏の攻撃で激走し、タイブレークとなった10回は登板せずチームは4-5で敗れた。

この日は9回を投げて7安打7奪三振4失点、リリーフでは150キロを連発して三振を奪いまくるものの、先発としてはまずまずという投球だった。それでも強豪を相手に9回を投げた事は、素晴らしい経験となった。

150キロを超す速球を投げる右腕投手としては横浜高の藤平尚真投手がおり、ドラフト上位で指名される可能性が高い。島投手もドラフト上位の声がかかるが、先発での投球は藤平投手に及ばず、成長度合としては半年から1年くらい遅れている。しかし、能力は互角かそれ以上のものを持っており、先発であの153キロの投球ができるまではもう少し時間はかかるかもしれないが、非常に楽しみな投手だと思う。

この日は6球団12人のスカウトが視察をした。先発の可能性もつかみながら、スカウトは夏も島投手を追う事になる。

東海大市原望洋高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

2016年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

今春公式戦初先発で、ネット裏で6球団12人のスカウトが見守る中、最速は146キロを記録。だが、4―3で迎えた9回2死三塁から暴投で同点に追いつかれ、9回を7安打7奪三振で4失点だった。

ドラフト候補の153キロ右腕、島孝明投手(3年)が今春公式戦で初先発。8回まで2失点でこらえ、2点リードのまま9回に突入した。1点をかえされたものの、あと1人抑えれば4強進出、というところで乱れた。2死三塁からの3球目、140キロの直球が外角低めに外れて暴投に。同点に追いつかれた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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