作新学院・今井達也投手に巨人スカウト絶賛、デイリーが東海大市原望洋・島孝明投手とともに紹介

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デイリースポーツは週刊デイリー高校野球の中で作新学院の今井達也投手と、東海大市原望洋の島孝明投手を取り上げている。その中で今井投手について巨人のスカウトが絶賛をしていると紹介した。

最速148キロ右腕

作新学院・今井達也投手は180cm70kgの右腕投手。昨夏も栃木大会では準々決勝の文星芸大付戦、準決勝の白鴎大足利戦に先発をするなど2年生ながら大事な場面を任される投手だった。しかし文星芸大戦では4回5安打2四球で3失点、1回3安打2四球3失点で降板し、期待に応えることができず、チームは甲子園に出場したものの今井投手はベンチ入りメンバーから外され、代わりに予選で登板のなかった同級生がベンチ入りしスタンドから悔しい思いで見ていたという。

180cm前後の身長があったが体重は60kg台と細かった今井投手は、冬は筋力トレーニングを行い体重を4kg増やすと、この春には球速を148キロまで伸ばし本人も驚いているという。そしてこの直球について巨人の吉武スカウトが「球速以上のキレがある。直球は高いレベルでも通用する」と評価するなど、回転が良く質の良い球を投げる。

この春はそれでも背番号は18だった。今年はまずは県大会で期待に応える投球を見せ、甲子園にエースとして出場を果たしたい。

ドラフト上位候補

東海大市原望洋の島孝明投手はドラフト上位候補で、ドラフト2位までには確実に消えるとみられる。島投手は1年時にチームが夏の甲子園に出場した際に、1年生ながらベンチ入りしていた。しかし登板機会は無くベンチから見ていた。

2年時は期待をされたものの故障が続き、思うような練習もできずに過ごすときが多かった。しかしその間にチューブトレーニングなどで強化をすると、秋にコントロールを度外視して速さを追求するブルペン投球を2週間続けると、11月には148キロを記録した。

相川監督も島投手の成長について「思った以上に早かった」と話し、「一つ一つ一生懸命に取り組むし、向上心がある」と話す。プロ入りしてもさらに成長することができる素質の一つだろう。

関東の注目右腕2人の夏が始まる。

2016年度-関東のドラフト候補リスト

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エースで挑む 雪辱の夏 デイリースポーツ紙面 2016/7/6

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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