常総学院・鈴木昭汰投手、木更津総合・早川隆久投手は4年後プロ目指す、履正社・山口裕次郎投手はアピール

高校野球ドラフトニュース2016年ドラフトニュース

岩手国体の高校野球硬式では聖光学院が常総学院に勝利、履正社が木更津総合に勝利した。プロ注目左腕がそれぞれの進路を口にした。

プロへ

履正社の145キロ左腕・山口裕次郎投手はこの日、木更津総合を相手に7回を投げて4安打8奪三振1失点の好投を見せた。岡田龍生監督から「アピールしてこい」と登板したマウンドで、北海道日本ハム、福岡ソフトバンク、阪神の3球団のスカウトが見守る中の好投に、「これが高校生活最後の大会。少しでも評価が上がればいい」と話した。

山口投手はプロ志望届を提出しており、ドラフト会議での指名を待つ。

4年後を

この試合で敗れた早川隆久投手は、高校野球の公式戦がすべて終了した。1年時からエース格として登板し、3年春のセンバツでも夏の甲子園でも抜群の安定感を見せた早川投手、二松学舎大付の大江竜聖投手や花咲徳栄の高橋昂也投手、木更津総合の鈴木昭汰投手などと関東の注目左腕として挙げられていたが、一番実績を残した。

U18代表では作新学院の入江大生選手や今井達也投手と仲良くなった。早稲田大進学予定で4年後のプロ入りを目指すが、「大学では入江ちゃんと投げ合ってお互いプロを目指し、将来は今井ちゃんと投げ合いたい」と話した。入江選手は明治大進学予定で投手として投げる方針で、東京六大学では投げ合いが見られそうだ。

また、常総学院は聖光学院に3-16で敗れた。エースの鈴木昭汰投手は登板せず、9回に代打で登場しヒットを放った。「正直、先発したかった。」と悔しがったが佐々木監督は「疲れが取り切れてなかった」と登板をさせなかった。鈴木投手は「夏が終わって自分の未熟さが分かったので、大学に進学します」と話し、佐々木監督も「法大か明大か、11月には合否が分かると思う」と話し、東京六大学リーグで勝負する事になる。

2016年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

立役者は今秋ドラフト候補の145キロ左腕・山口だ。阪神、日本ハム、ソフトバンクのスカウトが視察する中で、7回4安打1失点、8三振を奪う力投だった。岡田龍生監督から「アピールしてこい」と送り出されたマウンドで躍動し、「これが高校生活最後の大会。少しでも(各球団の)評価が上がればいい」と笑った。

常総鈴木は進学 日刊スポーツ紙面 2016/10/4
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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