高校野球山口大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球山口大会が7月13日に開幕します。

昨年はドラフト会議で指名された選手はいませんでしたが、宇部鴻城の嶋谷将平選手が、大型遊撃手として注目されました。期待されたもののそれに応えるような活躍という所まではいかず、JR西日本に進んで3年後のプロ入りを目指します。

今年は、140キロを超す球を投げて注目される投手もおり、ドラフト注目度はB。

地区

昨年は下関国際が4-3と接戦で宇部鴻城を破り、甲子園に出場した。秋の新チームも下関国際が優勝、2年生で夏の甲子園を経験した選手が成長を見せ、下関国際はセンバツにも出場した。準優勝は高川学園、ベスト4に下関西と早鞆が入った。。

春のセンバツで下関国際は、創成館と対戦したが、1-3で守り合いに末に敗れ初戦で敗退した。春の大会では宇部工が優勝、下関国際が準優勝、ベスト4には宇部鴻城と早鞆が入った。

他にも南陽工業、宇部商、岩国商、防府西、西京、岩国、徳山、柳井などが優勝を争い。

注目選手

ドラフト指名が確実と言える選手は今のところいない。

その他の注目選手

早鞆の畑村政輝投手は178cm81kgの右腕で、146キロを記録した。1年時に144キロを記録し、どれだけの投手になるかが期待されたものの、2年時には伸び悩みも見せた。しかしいよいよその力を開放して来ている。初回から9回まで140キロを投げ続けられる体力もある。下関国際の鶴田克樹投手は180cm93kgの体があり最速145キロを記録、センバツでも安定8回3失点と安定感を見せている。しかし投球よりも右打席からのバッティングの評価が非常に高く、右の大砲候補として注目されている。

高川学園も投手が育つ。佐伯亮太朗投手は昨年秋に144キロを記録し、県屈指の速球派投手と注目される。前原健人投手も142キロを記録しているが、昨年秋は故障などもあり苦しんだ。徳山高校の磯村飛鷹投手は171cmだが140キロを記録しており、ストレートとチェンジアップのコンビネーションで打ち取る。防府西の藤田颯投手も140キロを記録した右腕で、本格派の雰囲気があり将来が楽しみ。防府商工の古谷秀造投手も140キロ前後のストレートを投げるという。

宇部商にも166cmの左腕で140キロのキレの良い球を投げる田中未来投手がおり、宇部工業にも166cmの右腕だが春の県大会で2試合完封して優勝を手にした久保田巽投手がいる。山口高校の岩本鈴太投手は174cmの右腕で140キロを記録、新南陽の羽野紀希投手は185cmの大型投手として期待される。

野手では鶴田選手が最も注目されるが、春優勝の宇部工・渡辺一輝選手は186cm82kgの右のスラッガーで、春の大会では場外ホームランを打ち観客を沸かせた。

宇部鴻城の小国優真選手は、嶋谷選手の後を守る遊撃手、2年生春のセンバツでは代打で1打席ノーヒット、そこから練習を積み、県屈指のショートとして注目される。宇部鴻城は立石佳紀選手も県屈指の俊足選手。下関国際の甲山達也選手もショートで好プレーを見せ、浜松晴天選手との二遊間は注目される。防府商工の黒岩真也選手もショートの守りで県屈指レベルと評価される。

下級生では宇部鴻城の池村健太郎投手が注目されている。179cm82kgの左腕で力強いストレートを投げ、今年春は3位決定戦で早鞆を完封した。高川学園の久保田碧月選手は椋木投手など140キロを超す投手の球を受け、リードしてきた。肩もすでに県トップクラスの評価。西京の田村晃雅投手は1年時に140キロを記録した右腕、沼田准弥選手は1年秋に打率.450を超える打撃を見せた。下関国際の木村大輝選手は甲子園でもセンターで出場していたが、左腕投手としても実績を残し始めた。長門高校の勝力稜介投手も伸びるストレートとキレのあるスライダーが武器の投手だという。

優勝予想

下関国際が戦力が充実しており、投打のバランスも良いように見えるが、一発勝負なら投手力の高川学園や早鞆にもチャンスがある。そのほか、2年生も期待される宇部鴻城も常に安定した成績を残す。

組み合わせでは下関国際のブロックには下関西が、宇部鴻城は初戦で西京と対戦する可能性があり、新南陽や防府西なども控える。高川学園も初戦で南陽工との対戦の可能性があり、宇部商、宇部工などもいる。

投手力が頼りのチームは、投手の体力を落とさない戦い方で勝ち上がってこれるか。

2018年度以降-高校生-山口県のドラフト候補リスト

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