巨人の円谷スカウトが、横浜高校の津田啓史選手を守備、打撃、走りの3拍子がそろった選手と評価している。
トップクラスの脚力
津田啓史選手は熊本県の熊本中央ボーイズでプレーし、U15代表にも選ばれた。父は熊本工の野球部長を務めており、地元の強豪・熊本工入りかと見られたが、より高いレベルでやりたいと横浜高校に進むと、1年生の春からベンチ入りをしている。
1年生の秋からはショートのレギュラーとして出場し、その大会で打率.400、1本塁打を放つなど守備と打撃、また50m5.9秒と3拍子が高いレベルでそろったプレーを見せた。この津田選手について巨人の円谷スカウトは「魅力は肩の強さ、足の速さですね。フットワークは軽快で三遊間の深いところからダイレクトで矢のような送球ができる。遠投は110~120メートルくらい投げられると思います。」と話し、ショートとして高く評価をした。
また、足についても「右打者で一塁ベースまで4秒を切ってくるので、トップクラスの脚力です。」と話すと打撃も「広角に打てる中距離打者。」と話し「三拍子が揃っています」と評価した。
横浜高校では2018年に斎藤大輝選手がセカンドを守り、打撃もある選手として1年時から注目されていたが、津田選手は守備については斎藤選手より上と評価されるかもしれない。打撃でさらにパワーを増して行けば、ドラフト中位で指名されるくらいになるかもしれない。
横浜高校は監督や部長がパワハラなどで解任されるなど厳しい状況となっているが、津田選手、そして打撃で天才的なところを見せる度会隆輝選手、また投手でも右の木下幹也投手と左の松本隆之介投手が共に長身から140キロ中盤から後半の球を投げる。昨年のドラフトで及川雅貴投手は阪神のドラフト3位で指名をされたが、今年もそれに続けるか注目したい。
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「魅力は肩の強さ、足の速さですね。フットワークは軽快で三遊間の深いところからダイレクトで矢のような送球ができる。遠投は110~120メートルくらい投げられると思います。右打者で一塁ベースまで4秒を切ってくるので、トップクラスの脚力です。打撃は広角に打てる中距離打者。三拍子が揃っています」
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