札幌新陽の145キロ右腕・細野龍之介投手にヤクルトスカウトグループデスクが視察

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春季北海道大会の札幌地区予選では、札幌新陽の145キロ右腕・細野龍之介投手が登板し、東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが評価した。

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思うように行かなかった

細野龍之介投手は、2年生だった昨年の夏の大会で、阪神にドラフト2位で指名された門別啓人投手と素晴らしい投げ合いを見せて注目された。最速は145キロまで伸ばすと、昨年までのカーブ、スライダーに加え、スプリット、ツーシームなども習得し、この春の山形中央との練習試合では5回1失点の好投を見せていた。

この日の恵庭南戦では初回にホームランを浴びると、5回まではその1点に抑えていたが、6回に長打4本を浴びて5失点して降板した。6回9安打5失点の投球に「上半身と下半身がかみ合わなくて、思うようにいかなかった」と話した。

それでもこの日は142キロを記録し、視察した東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクも「まっすぐは悪くないし、カーブも腕が振れる。成長が楽しみ。夏まで見続けていきたい」と評価した。

細野投手は夏に視線を向けると、「まだまだ足りない。レベルを上げないとプロ野球も見えてこないと思うので、明日から夏に向けて人一倍やっていきたい」と話し、プロ入りをかけた高校野球のラストスパートを誓った。

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プロ注目の細野龍之介投手(3年)擁する札幌新陽は3―6で恵庭南に敗れ初戦敗退となった。1回にバックスクリーンへの本塁打を浴び先制を許した細野は、6回に長打4本を浴びて5失点。リードを守り切ることがで

この日は制球が安定せず9安打を許したが、142キロを計測するなど潜在能力の高さを見せ、ヤクルト・橿渕スカウト育成グループデスクは「まっすぐは悪くないし、カーブも腕が振れる。成長が楽しみ。夏まで見続けていきたい」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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