藤枝明誠の寺下颯真選手が注目される。182cm97kgの体から、投げては146キロを記録し、打っては高校通算34本塁打で二刀流としてチームを引っ張る。
二刀流
大型右腕の寺下颯真投手は、6月中旬の静岡高校との練習試合で登板すると、3回を投げて1安打4奪三振無失点に抑え、最速は146キロを記録した。強豪を相手に好投を見せ、「自信が確信に変わった」と話す。
また左打者の寺下選手は、高校通算34本塁打のスイング力があり、またチャンスでの強さも定評がある。「毎打席自分のスイングをして、チームに貢献したい」と話す。
入学時から注目されていたものの、虫垂炎の手術などで長期離脱することもあり、昨年夏は3回戦で敗退し、「悔しい気持ちが強い」と話す。今年春は準々決勝まで勝ち上がり、夏のシードを取ったものの、「思ったような結果が出せなかった」と納得していない。
今は「体はどこも痛くないし、順調な調整ができた」と話す。万全な状態で二刀流が夏を迎え、どんなプレーを見せるのかが非常に楽しみ。
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二刀流の藤枝明誠・寺下颯真に期待、高校通算34発＆最速146キロ／静岡高校野球連載 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ
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