侍ジャパンU18代表のエースで、世界一に輝いた前田悠伍投手がこの日、大阪桐蔭高校でU18W杯の優勝報告会を行った。
プロ志望届を提出
前田悠伍選手はこの日、プロ志望届を提出したことを明らかにした。「昨日、プロ志望届を提出しました。次の目標は、プロ野球を代表するようなピッチャーになり、もう一度日の丸を背負って世界一を取ることです」と話し、今度はプロの投手として、侍ジャパントップチームで世界一を目指す目標も語った。
この日野報告会では吹奏楽部に迎えられて入場し、また、小学校時の映像や、昨夏の甲子園で負けた下関国際戦、そして今夏に負けた大阪大会決勝の映像を流す演出もあり、「びっくりしました。ビデオもあって、小学校の映像とか、下関国際戦や大阪大会の映像も混ぜて作ってくれていたので、小学校からここまでも早かったなとか、いろいろなことが思い浮かびました」と話した。
ここまで色々なことがあった。それをすべて持ちドラフト会議へと向かう。「もちろん、1位で行きたいという気持ちもありますし、ずっと子供の頃からプロ野球選手になるっていうのを目標にしてやってきていたので、1か月あまりしかないんですけど、その期間を大切にして、一日一日を実りあるものにして、ベストな状態で入れたらいいなと思います」と話した。
「今はワクワクしています」と話す、前田投手、12球団OKの姿勢で待つ。ドラフト会議では1位指名は確実と見られ、複数球団の競合の可能性もある。高校1年時に大阪桐蔭のエースとなり、2年春の選抜で甲子園優勝を果たした。昨夏から今年は悔しい負けも経験したが、最後にU18代表で初の世界一に輝き、本当に素晴らしい高校野球の3年間だったのではないかと思う。そしてプロでは「スピードも求めていきたいと思います」と今年取り組んだ球速アップも目指す。




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