センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は常総学院高校。
常総学院高の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:武田勇哉三塁手
182cm87kgの体が有り、打席に立つとどんな球でも打ち返すような迫力がある。スイングをしてもその迫力が特徴で、フルスイングからの打撃は広角に強く飛んでいく。関東大会の花咲徳栄戦で5打数3安打1本塁打4打点、高校通算は11本だがその数字以上にスラッガーとしての力がある。大学進学を希望しており、父は法政大でプレーしていた。
注目度A:小林芯汰投手
最速149キロの右腕投手で、130キロ台のカットボールにスライダーなどを投げる。まだコントロールや変化球の精度の点で課題もあり、1試合をぴしっと抑えるというよりは、なんとか失点を少なくして抑える感じだが、ポテンシャルの高さはピカイチで将来、プロ注目投手となる。
注目度B:大川慧投手
184cm83kgの大型右腕で145キロの速球を投げる。兄の大川慈英投手も常総学院でエース格として活躍し明治大に進んで152キロを記録しているが、兄よりもサイズが一回り大きく、将来が底知れない。
注目度B:齋藤一磨投手
182cm83kgと体のある右腕で、球速はまだだが、伸びのあるストレートは低めに角度もつけられる。50m6.1秒と足も速い身体能力の高さもある投手。
注目度B:丸山隼人二塁手
1番として昨秋は12試合で4盗塁、練習試合を含めると52試合で23盗塁を決めている。打率は.333でもっと四死球を選んで足を使っていくと更に楽しみになる。守備をチェックしたい。
注目度C:杉山陽大内野手
三塁を守り、武田選手とポジションを争う。50m6.1秒の足と秋に公式戦1本塁打の長打力もある選手。
注目度C:池田翔吾中堅手
秋は9番センターで出場、打率.421を記録して上位につなぐ活躍を見せた。足もあって盗塁を決められる。
注目度C:鈴木駿希外野手
50m6,2秒の足があり、秋は打率.429と下位打線で杉山選手、池田選手と共に活躍した。
注目度C:若林佑真遊撃手
遠投110mの強肩遊撃手で守備が安定、2番打者として犠打や四球も多い野球センスの高い選手。
注目度C:中村虎汰郎内野手
秋は出場は少なかったが、50m6.1秒の足と遠投97mの肩がある内野手。
チーム
打線の中心・武田選手は全国屈指のスラッガーで4番打者。丸山選手、若林選手などが4番へとつなぐほか、武田選手はファウルで好球を待つ事もでき、相手投手が対戦で疲れると、下位打線も活発にヒットを打って足を使ってくる。
投手は小林投手が中心でイニングも多く、ポテンシャルも非常に高いものの、作新の小川投手のようなエース感はまだ無い感じもする。大川投手、齋藤投手といった控えの右腕もサイズがあり、この右腕投手陣は全国レベル。
投手が3点に押さえて、勢いに乗ると下位まで流れるように繋がって2桁得点を奪う感じだが、打線が繋がらなくて3点に抑えられる試合もある。それでも後1点を奪う力があり、接戦をものにできる。
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