春季高校野球岐阜大会は決勝戦が行われ、県岐阜商が市岐阜商に3-1で勝利し優勝した。プロ注目の149キロ右腕・森厳徳投手が3回を投げて無失点に抑える好投を見せた。
「小さい体で全身を使って」
森厳徳投手は2点リードをした7回から登板すると、球速は142キロだったが「ストレートは球速以上に走っていた」という球で攻めていく。また、「変化球もしっかり決められた」と話し、ストレートとスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットといった変化球を投げ、3回を3安打無失点に抑えて試合を締めた。
県岐阜商は2連覇を決め、森投手も「優勝できてうれしい」と話す。171cm77kgと大きくないが、最速149キロの速球を投げるエースが納得の表情で胴上げ投手となった。
この日はプロ野球の複数球団のスカウトが視察をし、「小さい体で全身を使って器用に投げている」と評価した。
昨年まではパワーで押していく投球で、変化球も速くて鋭かったものの、威力に頼った投球をしている印象だった。ストレートのキレや変化球での緩急など、投球の深さがでてくれば楽しみになってくる。
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