184cmの長身左腕で最速146キロの速球を投げ、この夏の北北海道大会で注目された北見柏陽の山内悠生投手、この日は先発をしたものの、大会前から痛めていた左肘の影響で4回途中6失点で降板し、優勝候補のクラーク国際に敗れた。
「プロ一本となるかはわからない」
山内悠生投手はこの日、強打のクラーク国際打線に初回からつかまり、1回は内野安打2本など4安打と味方エラーで2失点、4回には先頭打者に四球を与えると、バントによる内野安打2本などでノーアウト満塁とし、押し出しの四球を与えた。
そして次の打者に1球を投げた所で「限界だった」と降板を申し出た。146キロを投げる左腕投手として注目をされていたが、大会前から左肘を痛めていた。「痛いからって、ここにきて投げないのはさすがにないと思った。自分が投げて勝ちたかった」とこの日も痛み止めの薬を飲み、先発を志願して投げた。
投手は高校になって本格的にはじめ、3年でプロ注目左腕投手となった。この夏はスカウトも注目をしている。山内投手は進路について「プロ志望届は出します。自分の体を理解しながらやれば、全然まだまだ伸びると思う。頑張ります」と話した。しかしその上で、「夏終わってからと考えていたので、プロ一本になるかはわからない」と話し、大学進学についても検討しながらドラフト会議の結果次第で大学進学ということになりそうだ。
素質十分の大型左腕投手、故障もあり本調子ではなかったが、育成ドラフトで指名されるだけの素質は十分持っていると思う。

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