夏の高校野球静岡大会は、浜松商の曽布川ザイレン選手が意気込みを見せた。春から7球団が注目している高校通算29本塁打のスラッガーは、プロ志望の意思を明らかにしている。
3失策
この夏の初戦は2回戦の清流館との試合だったが、曽布川ザイレン選手は初回のノーアウト満塁のチャンスでライトフェンス直撃の走者一掃の3ベースヒットを放ち、チームは4点を取って大きくリードした。
しかし、サードの守備では2回と5回に一塁への悪送球でタイムリーエラーとなり、9回には捕球でエラーをするなど、チーム全体で3失策のすべてが曽布川選手のものだった。リードされて迎えた9回に5点を逆転して劇的な勝利となったものの、「自分の守備で流れを悪くした」と反省の試合だった。
180cm86kgの体があり、高校通算は29本塁打だが、春から新基準バットで12本塁打を量産している。50m6.3秒の足があり、中学時は投手とショートでプレーするなどただ打つだけの選手ではなく、春から7球団のスカウトが視察をしている。卒業後にはプロ志望届を提出することも決めている。
21日の3回戦で富士宮東と対戦するが、「控えめだけどまず1本、ホームランを打って目標の30本を打ちたい」と話し、「次は守備からという意識でやっていきたい」と守備でも信頼を取り戻すプレーを心がけ、リベンジを誓った。

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