神戸弘陵の村上泰斗投手に12球団から調査書、153キロ右腕のドラフト上位指名候補に注目

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神戸弘陵の153キロ右腕・村上泰斗投手に12球団から調査書が届いており、ドラフト会議では上位指名が予想される。

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投手歴2年半

村上泰斗投手は昨年から150キロ前後のストレートを投げて注目されていたが、今年は最速153キロを記録し、その投球も鋭い変化球を中心に安定感が出てきており、バネがある躍動感あるフォームとそのストレートの力にプロのスカウトも注目をしている。

中学までは捕手をしており、神戸弘陵に入学すると岡本監督が腕のフリの鋭さを見て投手に転向した。2年の6月に152キロを記録したものの、投手としての経験の浅さから荒れだしたら止まらない場面もあり、期待はされながらも大事な場面では投げることができなかった。

今年3月に報徳学園と練習試合を行うと、今朝丸裕喜投手との投げ合いを期待されて10球団のスカウトが集結した。しかし、3回4失点と乱れ、「いい成績を残そうと空回りした。マウンドでの気持ちに差を感じた」と今朝丸投手との差を痛感すると、岡本監督も「今朝丸とえらい差がついたな」と投げかけられてから変わったという。

その後、投球が安定し始めた。夏は初戦の飾磨工戦で9回2安打11奪三振1失点と圧倒する投球を見せたが、3回戦の西宮今津戦では温存されて先発をせずに7回まで2-3と劣勢で迎えた8回から登板すると、2イニング打者6人から5つの三振を奪う投球で味方を鼓舞したが、そのまま敗戦となった。

敗戦は残念だったが、視察したスカウトには良い投球しか見られておらず、評価の難しさはあるものの、これが良い結果になる可能性もある。

個人的にはストレートの勢いは今朝丸投手よりも上と感じる。あとは実戦で結果を残すためや運を掴むための努力を積み重ね、プロでどこまで成長し結果を残すことができるか。ドラフト会議では2位までに指名されるのではないかと思う。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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