秋季高校野球近畿大会では、東洋大姫路の147キロ右腕・阪下漣投手が龍谷大平安戦で先発し、7回4安打7奪三振で無失点に抑えてコールド勝ちを収めた。この試合には7球団のスカウトが視察し、巨人のスカウトが評価をしている。
巨人:「来年もしっかり追いかけたい」
近畿大会1回戦は龍谷大平安と対戦した東洋大姫路、エースで147キロの速球を投げ、来年のドラフト注目投手となっている阪下漣投手が先発すると、初回こしストレートの制球に苦しんだが、変化球を軸にピッチングを作った。「真っすぐが入らなかった分、カットボールで挽回できた」と話す。
3回には連打で2アウト1,3塁のピンチを背負ったが、ここを無失点に抑えると、4回以降はストレートの制球も安定して1安打に抑え、7回4安打7奪三振で無失点に抑えた。味方も初回に5点を奪うなど点差をつけ、7回コールド9-0で勝利した。
阪下投手は兵庫大会準決勝の神戸国際大付戦で147キロを記録した。また、髙橋光成投手の投球を参考にカットボールなどを磨き、「変化球が苦手で真っすぐの方が得意だったけど、秋を通して両方自信が付けられた」と手応えを掴む投球をしていた。
この日は7球団のスカウトが視察し、巨人の岸スカウトは「一番は制球力。バランスのいいフォームで、投げ切る体力も魅力。来年もしっかり追いかけたい」と話し、来年1年間、追っていくとした。
183cm86kgの大型右腕投手、来年のドラフト会議の注目投手となるのは間違いなさそうだ。まずはセンバツ出場を勝ち取り、今年の報徳学園の今朝丸裕喜投手のように結果を残してゆきたい。
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