【149キロ左腕】東海大甲府・鈴木蓮吾選手、ランニング満塁弾で勝利!救援では3者連続三振

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春季高校野球山梨県大会1回戦、東海大甲府高校と笛吹高校の試合では、プロ注目の最速149キロ左腕・鈴木蓮吾選手が、リリーフで1回3者連続三振を奪った直後、打ってはランニング満塁本塁打を放ち、チームを10-3(7回コールド)での勝利に導いた。

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圧巻の救援!最速149キロ左腕が1回3者連続三振

試合は東海大甲府が2度リードを許す展開となるも、3-3で迎えた7回表、背番号1を背負う鈴木蓮吾選手がマウンドに上がると、その流れは一変した。「自分の中でイライラして、気合が入っていた」と語るように、渾身のストレートはうなりを上げ、先頭打者を2ボールから9球連続ストライクで空振り三振に仕留めた。

続く打者2人も、いずれも3球三振という完璧な内容。最速144キロを計測した直球は、対戦した笛吹高校の打者に何もさせることができなかった。鈴木投手は「練習試合を含めて、一番いいボールを投げられた」と、自身の投球に手応えを感じている様子だった。

劇的決勝弾ランニング満塁ホームランでチームを勝利へ

そしてその裏、味方の攻撃で3点を勝ち越し、なおも2死満塁の場面で打席に立ったのは鈴木蓮吾選手であった。「全然、バットを振ってなかったので、1球、思い切り振ってみようかなと」とリラックスしてスイングすると、打球はセンターの頭上を大きく越える。鈴木選手は足も注目されるなど俊足で三塁まで到達すると、「三塁ベースコーチを見ると回していたので、いけるなと。」とホームに突入した。

ホームへはヘッドスライディングで生還。高校通算2本目となるホームランが、劇的なコールド勝ちを決定づけた。「投手はあまりヘッドスライディングをするなと言われているんですけど、そんなこと気にしている場合じゃない。気持ちが前に出ていた」と、興奮冷めやらぬ様子で語った。

昨秋の悔しさをバネに!春の飛躍と150キロへの挑戦

東海大甲府は昨秋の県大会初戦で敗退しており、鈴木蓮吾選手自身も「秋はふがいない結果で終わって、見ている人たちに期待外れな思いをさせた」と悔しさを語っていた。その悔しさをバネに、冬場は徹底的にトレーニングに励み、チームを春の勝利に導いた。元巨人の仲沢広基監督とも、「この春には150キロを出そうと話しています」と語る鈴木蓮吾選手。その快速球と打撃センスを武器に、春の大会での更なる活躍が期待される。

私の個人的な評価はBランクで、体のサイスはあまりないものの、高校生左腕の中ではトップクラスの球を投げる。プロ志望をすればドラフト会議での指名があると思うが、東海大甲府は進学も多く、体のサイズの面からも大学などで更に成長をしてからという事を考えるかもしれない。大学からプロ入りとなれば、矢澤宏太投手(日体大→2022年日本ハムドラフト1位)や金丸夢斗投手(2024年中日ドラフト1位)のような注目左腕になるかもしれない。

鈴木蓮吾選手 プロフィール

  • 氏名: 鈴木 蓮吾(すずき れんご)
  • 所属: 東海大甲府高校 3年
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 最速: 149キロ
  • 特徴: 最速149キロを誇るプロ注目の左腕。強気の投球と、ここ一番での勝負強さが光る。打撃センスも持ち合わせており、高校通算2本塁打を記録。
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【高校野球】最速149キロ左腕の東海大甲府・鈴木蓮吾が勝利を決めるランニング満塁本塁打、救援で1回3K - スポーツ報知
最速149キロを誇るプロ注目左腕の東海大甲府・鈴木蓮吾(3年)がリリーフで1イニング3者連続三振を奪うと、打ってもランニング満塁本塁打を放って、チームにカツを入れた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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