浜松開誠館の147キロ右腕・塚田暖琉投手が夏までに復活目指す、練習試合では5球団視察

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浜松開誠館で最速147キロの速球を投げる塚田暖琉投手が、復活に向けて歩みを見せている。白山高校との練習試合で143キロを記録し、視察した5球団のスカウトにアピールをした。

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「150キロを出す自信がありました」

塚田暖琉投手は185cm86kgと大型の右腕で、この春は最速147キロまで球速を伸ばしており注目の投手だった。しかし春先に右肘に激痛が走り、「今まで肘や肩は壊したことがなかったのでショックでした」と話す。

元中日の古池コーチも「全てに一番良い状態の時に出力が上がりすぎた」と急成長をしすぎて故障をしてしまったと話す。3月、4月はノースローで、春季大会も登板を回避した。

その春の大会では日大三島の小川秋月投手や静清高の内藤優央投手、加藤学園の山田晃太郎投手や静岡の増田煌太朗投手などが次々と140キロ中盤以上を記録し、最速を更新していた。塚田投手は「順調なら自分も150キロを出す自信がありました」と負けん気を見せた。

そして復活への道を歩み始めている。5月11日には白山高校との練習試合で復帰登板をすると最速は143キロを記録した。この試合にはプロ5球団のスカウトが詰めかけ、その状態を確認したという。塚田投手は「現状7,8割まで戻り、肘の不安はなくなってきました。春はみんなに迷惑をかけた分、やるしかないです」と話す。

春は初戦敗退で夏はノーシードからの戦いとなる浜松開誠館だが、多くのシード校が、序盤から対戦することを最も警戒しているチームだろう。夏にこの状況からの復活と甲子園出場を果たして、150キロを全国の舞台で轟かせたい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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