筑陽学園・池上隆一選手が2戦連発となる場外への満塁弾、努力で掴んだ4番

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全国高校野球選手権福岡大会の3回戦では、筑陽学園が博多に7-0で勝利した。この試合で、筑陽学園の4番に座る池上隆一内野手(3年)が2試合連続となる本塁打を満塁弾で飾り、チームの勝利に大きく貢献した。昨秋は控えメンバーだった選手が一気に福岡県の注目選手となってきた。

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「4番としての自覚と責任感」が生んだ場外満塁弾

打った瞬間、それと分かる一発だった。2-0で迎えた4回2死満塁のチャンス。2球で追い込まれながらも、3球目の内角直球に完璧に反応。豪快に引っ張った打球は、ライトスタンドの場外へ消える満塁本塁打となった。「感触は良かったです」。11日の朝倉戦での2ランに続く2試合連続のアーチを見せた。

この日はさらに6回、ダメ押しのライト前タイムリーを放つなど活躍をし、今大会はここまで2試合で7打数6安打2本塁打8打点と、驚異的な成績を残している。「4番としての自覚と責任感があるので」と話した。

控えから4番へ、早朝6時からの素振りが実を結ぶ

4番での活躍には強い思いがある。昨秋は背番号2桁の控えメンバー。今年は春からレギュラーに定着したものの、春季福岡大会では初戦で敗退した。「悔しかった。チャンスで打てなかったので」と話した。しかし敗戦翌日から、誰よりも早く朝6時に学校へ到着し、一人で黙々とバットを振り込み続けた。

その姿を見ていた前田健人監督(41)は、「夏は4番で使う」と池上選手の4番起用を決心し、池上選手も「より一層、日々の行動から変わりました」と、チームの主軸として夏にその期待に応えている。

「チームに勢いを与える打撃」を信条とする池上選手。目標とする選手はヤクルトの村上宗隆選手。まずは2019年以来遠ざかっているチームの甲子園出場を果たすため、絶対的な4番として福岡県を制覇する。

池上隆一選手 プロフィール

  • 氏名:池上 隆一(いけがみ りゅういち)
  • 生年月日:2007年7月9日
  • 出身地:福岡県
  • 経歴:小学2年で野球を始める – 二日市ボーイズ(学業院中) – 筑陽学園高校(3年)
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:181cm・87kg
  • ポジション:内野手
  • 主な特徴や実績:高校通算8本塁打を誇る左のスラッガー。2025年夏の福岡大会では2試合連続本塁打を記録。昨秋は控えだったが、努力で4番の座を掴む。目標の選手はヤクルト・村上宗隆。筑陽学園では1年秋からベンチ入り。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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