鳥栖工の147キロ右腕・松延響投手がプロ志望、2度目の甲子園出場ならずも「やりきったので悔いは無い」

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鳥栖工で1年時に甲子園出場を果たし、2度目の夏の甲子園を目指していた鳥栖工の松延響投手だったが、鳥栖高に敗れてその夢は絶たれた。そして試合後にはプロ志望届を表明した。

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兄とは違う道へ

この日の松延響投手はすごかった。今大会はこれまで脱力投法で、スカウトが視察をしていたものの球速もあまり出ていなかったが、この日は自己最速タイの147キロを記録すると、他にも146キロを連発するなど序盤はストレートは常時140キロ以上を記録した。

そして切れ味抜群のスライダーも曲がりと落差が大きく、鳥栖高校から10個の三振を奪った。しかし試合は延長タイブレークの末に敗戦、10回170球を投げて8安打10奪三振3失点(自責点2)という内容だった。

プロ志望届提出表明

松延投手は高校1年時に、兄の松延晶音選手とのバッテリーで夏の甲子園に出場し、その甲子園で140キロ超の速球を投げて注目された。「もう1回、甲子園に行きたかったです。」この日の試合後にそう話したが、「でも、やりきったので悔いはないです」と話した。

兄も注目捕手だったが野球は高校で辞め、トヨタ自動車で自動車のエンジニアになる夢を目指す。そして弟はこの日「プロでやっていきたい。球界を代表する投手になりたい」と話し、プロ志望届を提出することを明らかにした。

147キロ右腕は、本物の素質を持っていると思う。ドラフト会議では支配下での指名となり、そのストレートと鋭いスライダーを武器にプロでも活躍する投手となってくれるだろう。ドラフト会議が注目される。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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