享栄の189cm左腕・小山隼和投手は敗戦、プロ志望届は「甲子園に行けば出すつもりだった」

2025年ドラフトニュース高校野球ドラフトニュース阪神ドラフトニュース

全国高校野球選手権愛知大会の準々決勝では、享栄が東邦に1-4で敗れ、ベスト4進出はならなかった。プロ注目の189cm大型左腕・小山隼和投手(3年)は6回途中からリリーフ登板したが、チームの流れを変えることはできなかった。試合後、今後の進路について、プロ志望届の提出を熟考する考えを明かした。

スポンサーリンク

「流れをもってくる投球ができなかった」悔しいリリーフ登板

小山隼和投手は、同点で迎えた6回1死一、二塁の場面で3番手としてマウンドに。しかし、暴投でピンチを広げると、いきなりレフト前へ勝ち越しのタイムリーを浴びてしまう。さらに、なおも1死一、三塁の場面では、「けん制したつもり」がボークを取られ、痛恨の追加点を献上。2回2/3を投げ1失点と、悔いの残るマウンドとなった。「流れをもってくる投球ができなかった」と、試合後は反省の言葉を口にした。

プロ志望届は熟考へ「甲子園に行けば出すつもりだった」

今大会は絶対的な投球を見せてきた。小山投手が登板すると相手に絶望感を与えるようなそんな投球だった。189cmから140キロ中盤の速球を投げ、インコースの厳しい所にズバズバと差し込む。そしてスライダーなど変化球も効果的だった。

この日も、4人態勢で視察をしていた阪神を含む5球団が視察をしていた。しかし、チームは準々決勝で敗退し、この日、小山投手はプロ志望届について「甲子園に行けば出すつもりだった」と話した。今後、提出するかについては、周囲の人と相談するなど熟考し決める。

高校生左腕投手では同じ愛知の高蔵寺・芹澤大地投手が150キロを越す球を投げて注目されていたが、小山投手も愛知を代表するサウスポーだったことは間違いない。そして、芹澤投手は社会人でプレーすることを決めた。全国では健大高崎の佐藤龍月投手や未来富山の江藤蓮投手、東海大甲府の鈴木蓮吾投手など注目投手がおり、プロ志望届を提出しそうだが、小山選手は江藤投手のようなスケール型の左腕として注目されそうで、プロ志望届を提出すれば貴重なハイポテンシャルのサウスポーでもあり、個人的には支配下ドラフトで指名されるのではないかと思う。

小山隼和投手 プロフィール

  • 氏名:小山 隼和(こやま しゅんや)
  • 所属:享栄高校(3年)
  • ポジション:投手
  • 投打:左投
  • 身長:189cm
  • 主な特徴や実績:プロ注目の189cm大型左腕。2025年夏の愛知大会準々決勝で東邦に敗れ、夏を終えた。阪神など5球団が視察。卒業後の進路については、プロ志望届の提出を熟考する意向。
2025年度-高校生投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【夏の高校野球2025】愛知大会の注目選手・・・ドラフト注目度A
body { font-family: "Hiragino Sans", "Hiragino Kaku Gothic ProN", "ヒラギノ角ゴ ProN W3", "メイリオ", Meiryo, sans-serif; line-hei...
【高校野球】プロ注目左腕の享栄・小山隼和3回途中1失点で最後の夏終える プロ志望届は熟考/愛知 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ
プロ注目の身長189センチ左腕、享栄・小山隼和(しゅんや)投手(3年)が2回2/3を1失点で最後の夏を終えた。同点の6回1死一、二塁に3番手で登板。暴投で二、… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント