高校野球・神奈川大会(2017):ドラフト注目度A

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2017年夏の高校野球神奈川大会の注目選手を紹介します。昨年のドラフトでは横浜高校の藤平尚真投手が東北楽天に1位指名、その他では藤沢翔陵の森山孔介選手が福岡ソフトバンクの育成4位で指名された。今年もドラフト1位候補や上位候補がおり、ドラフト注目度はA。

地区

昨年は横浜高校が優勝、強力打線に2枚看板を擁し夏の甲子園でも優勝候補に挙げられたが、履正社に敗れて2回戦で敗退した。

秋は慶応高校が優勝、横浜高校が準優勝で関東大会進出、しかし関東大会では両チームとも2回戦で敗れセンバツ出場はならなかった。

春は東海大相模と横浜が決勝で14-13という試合を演じ東海大相模が優勝、ベスト4には桐光学園と星槎国際湘南が入った。東海大相模は関東大会でも健大高崎に3-2、作新学院に5-4で勝利し決勝に勝ち進むと、決勝では浦和学院に2-3で敗れるも1試合ごとにチームがまとまりを見せていた。横浜は2回戦で浦和学院に敗れている。

注目選手

横浜高校の増田珠選手は打率が残せて長打もあり、足も守備も肩もある選手で、のびのびとプレーしチームを勢いづける選手、プロも高い評価をしておりドラフト上位指名が有力視される。また捕手の福永奨選手も強肩と安定感があり、プロ志望をすれば指名されてもおかしくない。

慶応の正木智也選手は右のスラッガーで通算本塁打は40本を超える。桐蔭学園の柿崎颯馬選手も打率を残せるスラッガーとして、また肩の強さにもプロが注目をしている。

東海大相模は打撃の中心は2年生の森下翔太選手で、来年のドラフト上位も期待できる選手。横浜高も打撃がやや荒っぽくなり心配されるものの長打力が魅力の万波中正選手や斎藤大輝選手など2年生も期待が高い。

投手ではNO.1と評価されるのは星槎国際湘南の本田仁海投手。181cmの体から147キロの速球を投げ、コントロールも変化球も良く、プロ12球団が注目する。現在はドラフト下位くらいの指名予想だが、夏の大会の投球次第でドラフトの指名順位は上がっていきそう。

東海大相模の安里海投手は1年時から期待されていた142キロ左腕で、やや伸び悩みを感じさせるが安定した投球を見せる。慶応の森田晃介投手は球速はそこそこだが抜群のコントロールと伸びのある球があり、県内屈指の投手。

神奈川のNO.1は、打者は増田選手、投手は本田投手だろう。

その他の注目選手

三浦学苑の石井涼投手は187cmの体があり143キロの速球を投げる。毎年、素晴らしい捕手を輩出する日大藤沢は今年もセカンドまでの送球が1.8秒台という堀口遼馬選手がいる。向上高校の大嶋悠司選手が守備の動きが良く強い肩を見せ、佐藤駿選手も身体能力の高さを見せる。

星槎国際湘南では小村翔悟選手が練習試合で2打席連続弾などを放ち、投げても138キロを記録する身体能力の高い選手。横浜創学館の高橋遥陽選手は183cmから通算30本以上の長打力、川井啓徳投手がキレの良い球とけん制など総合力の高い投手。

藤沢翔陵の西澤翔太投手は171cmの左腕だが140キロの切れのある球を投げ、県内では一目置かれる存在、横浜商大高の鹿島浩一投手は春の東海大相模戦でリリーフで登板し5回2失点、140キロを投げる182cm83kgの投手。

相洋高校は2年生の伊藤寛祥投手の好投でシード権を獲得、楽しみな投手。

優勝予想

選手個々の力は横浜高校が高いと思うが投手力の不安を抱える。チームがまとまりを見せる東海大相模が勢いに乗れば優勝候補筆頭か。投打の軸のある慶応、そして実力の高い桐光学園、エース・本田投手の活躍次第で星槎国際湘南が有力か。また横浜商大高、横浜隼人、向上、三浦学苑、橘学苑、桐蔭学園なども力がある。

2017年度-高校生-神奈川県のドラフト候補リスト

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