「プロ野球の開幕戦で投げてもいい」今日、履正社vs星稜

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今日からセンバツ大会が開幕する。第3試合では1回戦屈指の好カード、星稜vs履正社の試合が行われる。

駆け引きも

共に145キロ以上の速球を投げる投手がそろい、強力打線も大会屈指のチームで、優勝候補同士の対戦となる。星稜の奥川恭伸投手は、リハーサルが行われたこの日も、終了後に練習場に直行し軽い投球練習を行った。

「今日は気持ちよく投げる事だけ。明日からなかなか厳しい戦いになってくるともうので、最終調整という事で本当にストレスなく投げる事を心掛けてやりました」と、翌日の登板に向けてリラックスをする投球練習を行った。

その奥川投手と対戦する履正社は、岡田監督がリハーサル前に行われた出場監督対談に参加し、奥川投手について「プロ野球の開幕戦で投げてもいいぐらい。阪神タイガースのピッチャー。高校野球におったらあかんというぐらい」と、来週開幕するプロ野球で、甲子園で投げる阪神の開幕投手クラスと評価した。

履正社には大学生からもホームランを放った井上広大選手や、安田2世と呼び声高い新2年生の小深田大地選手がおり、投手も145キロ左腕の清水大成投手、そしてその投手をリードする野口海音捕手がいる。本来ならば堂々と相手を待ち受けるレベルのチームだが、今年の星稜相手にはそうもいかない。岡田監督は褒め殺しの駆け引きをした。しかし、これは駆け引きではなく本音かもしれない、そしてその奥川投手を攻略する力があるというチームへの信頼かもしれない。

星稜も負けていない。プロ注目捕手で主将の山瀬慎之助選手は、「このセンバツは打ち勝つことがテーマ。ピッチャーは1番だと思うので、打線がしっかり援護して5点以上取って勝ちたい」と話し、奥川選手だけではないと話した。山瀬選手は練習試合9試合で3本塁打を放ち、4番の新2年生で遊撃手の内山壮真選手も3本塁打を放った。1番の東海林航介選手も広角にヒットを打つプロ注目選手で、奥川投手もホームランを打つし、高校通算15本塁打の福本陽生選手も長打力がある。投手も荻原吟哉投手、寺西成騎投手など新2年生の好投手が控える。

この試合に勝利したチームは、勢いに乗ることは間違いない。注目の試合がいよいよ始まる。

センバツ高校野球大会(2019)の組み合わせと注目選手

岡田龍生監督は開会式リハ前の監督対談で「プロ野球の開幕戦で投げてもいいぐらい。(甲子園で投げるので)阪神タイガースのピッチャー。高校野球におったらあかんというぐらい」と褒めちぎったが、負けるつもりはない。

「あしたから厳しい戦いになると思うので、最終調整ということでストレスなくやりました」

打撃力は、冬場の練習で着実に成長している。センバツ前の練習試合9試合では、山瀬、内山の3本塁打を筆頭に、投手以外のスタメン8人全員が本塁打を打った。山瀬は「優勝候補と言われているが、奥川の力であって、野手陣はまだまだだと緊張感を持ってやっている」と黙々とバットを振り込んできた。

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