開幕1軍ルーキーは15人!プロ野球12球団出場選手登録公示

ルーキーニュース

3月31日に開幕するプロ野球の、開幕1軍メンバーが公示され、ルーキーは15名が名を連ねた。

ローテーション入り確実を含めると18人

開幕1軍登録されたのは2017年ルーキーの活躍・成績一覧 の通り。

開幕ローテーションに入りそうな投手3人(横浜DeNA・濱口遥大投手、千葉ロッテ・佐々木千隼投手、オリックス・山岡泰輔)も含めると18人が目標としていた開幕1軍登録を掴んだ。ちなみにドラフト1位ルーキーで開幕1軍(ローテ含む)を掴んだのはこの3人となりそうだ。

多いには東北楽天がドラフト4位の菅原秀投手、5位の森原康平投手、9位の高梨雄平投手の3人、またオリックスもローテ入り確実の山岡投手を含めると、ドラフト2位の黒木優太投手、ドラフト8位の沢田圭佑投手を含めて3人となる。投手力に課題がありパリーグの5位6位に沈んだチームが、ルーキーを起用した形となった。

またセリーグでも横浜DeNAがローテ入り確実の濱口投手を含めると、ドラフト8位の進藤拓也投手、9位の佐野恵太選手の3人となった。佐野選手は指名順位最下位の9位指名からの開幕1軍登録となった。

また高校生ルーキーは0人だった。大学生7人(ローテ入り含め9人)、社会人も7人(ローテ入り含め8人)だった。

即戦力内野手が3人

また野手では、阪神5位の糸原健斗選手(JX-ENEOS)、中日2位の京田陽太選手(日本大)、北海道日本ハム2位の石井一成選手(早稲田大)、埼玉西武3位の源田壮亮選手(トヨタ自動車)の、大学・社会人の即戦力内野手4人が開幕1軍となった。スタメンに名を連ねるか注目される。

巨人はキャンプ開幕時はルーキーは0人だったが、ドラフト3位の谷岡竜平投手、ドラフト4位の池田駿投手がオープン戦終盤に結果を出し開幕1軍を掴んだ。逆に即戦力投手としてドラフト会議で5球団が指名重複した福岡ソフトバンクの田中正義投手や、2球団が指名重複した柳裕也投手は開幕1軍はならなかった。逆襲が期待される。

過去4年間で最も少なく

開幕1軍を手にしたルーキーは、2014年は19人、2015年は15人、2016年は16人で、1軍登録は2015年と同じ人数となった。豊作ドラフトだったものの、ドラフト1位で高校生の指名も多く、その中で東京ヤクルトの1位・寺島成輝投手などは開幕1軍も期待されたが、結果として育てていく形となった。

また開幕1軍を手にしたルーキーがいなかったのは、広島と福岡ソフトバンクの2球団のみ。昨年のドラフトで高校生などを多くとった両球団だが、田中正義投手、加藤拓也投手は開幕1軍が期待されていた。

個人的に注目しているのは東京ヤクルトのドラフト2位・星知弥投手と、オリックスのドラフト2位・黒木優太投手で、二人ともプロのバッターでも手こずりそうな速球を投げる。初めて見たファンも驚くだろう。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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