ラミレス監督がドラフト9位・佐野恵太選手を絶賛、「巨人のスカウトは悔しがっている」

横浜DeNAルーキーニュース

横浜DeNA・ラミレス監督は先日の巨人とのオープン戦で1本塁打に2ベースヒットを放ったドラフト9位の佐野恵太選手を絶賛した。

ルーキーMVP

横浜DeNAはこの日、1軍キャンプを打ち上げた。ラミレス監督はルーキーのMVPに、ドラフト9位指名の佐野恵太選手を選んだ。「佐野は開幕戦で1軍に残れるチャンスが一番ある選手。結果も出ているし、オープン戦でも使い続けたい」と話し、今後も起用していく事を明言した。

25日は巨人とのオープン戦でホームランと2ベースヒットを放ち、巨人の高橋監督が野球名鑑で佐野選手を調べていたといい、それを聞いたラミレス監督は「巨人のスカウトはなぜリストアップしなかったのか、悔しがっているだろうね」と笑った。

打撃では1軍で通用する、と評価される佐野選手、バッターボックスで下半身が安定し、外角の球にも柔軟に対応できている。軽くスイングしているが、バットのヘッドが走り打球が飛んでいく。

課題は守備で、もともとはセカンドなど内野手だったが、大学ではファーストだった。現在は外野、代打、DHなどで起用されているが、筒香選手、梶谷選手、桑原選手がそろう外野陣で出場するのはアクシデントがないと難しく、守備にも不安はある。

筒香選手が抜けている間に外野で経験し、開幕1軍に残れば、まずは代打での起用となる。交流戦でDHを使える時まで粘って1軍に残ること、その為に1打席に集中していきたい。佐野選手も「考えすぎずに1打席目、初球から自分のスイングができるように心がけたい」と話した。

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本塁打を放った25日の巨人戦では、敵将の高橋監督が思わず選手名鑑を繰るほどの衝撃を残した。「巨人のスカウトはなぜリストアップしなかったのか、悔しがっているだろうね」とラミレス監督からは冗談も飛び出した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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