DeNAドラフト3位、伊勢大夢投手が150キロ、5位・田部隼人選手ホームラン

横浜DeNAルーキーニュース

横浜DeNAの2軍が練習試合を行い、ドラフト3位ルーキーの伊勢大夢投手が対外試合デビューでいきなり150キロを記録した。またドラフト5位の田部隼人選手がプロ初ホームランを放った。

1回無失点

伊勢大夢投手は明治大出身で、森下暢仁投手と共に明治大の2番手としての先発、そしてリリーフとして投手陣を支えた。やや低い位置から151キロの力があり動く球を投げており、ドラフト会議では3位で横浜DeNAに指名された。

しかし今年1月4日、新人合同自主トレ直前に地元の熊本県内で交通事故をお越し、むち打ちの症状や手首の痛みなどの症状がでて、新人合同自主トレ、そしてキャンプでも別メニューで行ってきた。その間に同じくやや横から150キロの強い球をなげる三上投手と常にキャッチボールを行い、技術面やプロでの生活などを学んだという。

そしてこの日、初の対外試合となる2軍練習試合に登板すると、ストレートは150キロを記録した。先頭の滝野選手にヒットを許したが、得意のクイックとけん制を駆使し、二盗を狙った相手をアウトにすると、その後は打者2人を抑えた。1回を投げて1安打無失点のピッチングに、視察に訪れていたラミレス監督も「凄く良かった。いいところで使える。開幕1軍の可能性もある」と評価した。

「大卒で入った以上、一日も早く1軍でチームの力になるのは義務だと思っている」と話す。やや遅れてのスタートだったが、良い時間となったのかもしれない。良いペースで仕上げてきており、これから1軍に帯同、そしてオープン戦での登板となって行きそうだ。

田部選手ホームラン

またこの試合では、ドラフト5位の田部隼人選手にプロ初ホームランが飛び出した。試合途中からショートに入ると、7回ノーアウト1,2塁で打席に入る。マウンドには1軍の経験も豊富な左腕の松葉投手がいたが、甘めのストレートをスイングすると、打球はレフトの芝生席に飛び込んだ。

この日はドラフト1位ルーキーで、同じくショートのポジションの森敬斗選手が右足の痛みなどで試合を回避した。田辺選手は184cmと大型だがショートでのフットワーク、そして肩の強さは目を見張るものがあり、抜群の身体能力を誇る森選手とショートを争っていける選手だ。この日のホームランのスイングは技術的にはまだまだという感じだが、木製バットでもこれだけ打球が飛んでいくのは凄い。下半身も太くなってきており、さらに強いスイングができるようになれば、長打を打てる遊撃手となれる。

森選手には「同じ高卒なのでライバルとして意識しなくはない」と対抗心を見せる。ラミレス監督も「相手は1軍に長くいた投手。キャリアのある選手から打てたのは自信になる」と話す。タイプの違ったショートの争いから今年は目が離せない。

横浜DeNAベイスターズのドラフト指名予想

「結果より、対打者に投げられたのが一番。武器の直球で(相手が)振り遅れていたのも収穫」。スリークオーターから堂々の投球。7回、先頭・滝野に中前打を許すも「自信がある」という巧みなクイック、けん制を駆使し、二盗を狙った相手をアウトに。2死後には根尾をスライダーで二ゴロに仕留めた。

遊撃の守備から途中出場。7回無死一、二塁。松葉の直球を左翼席へたたき込んだ。185センチの大型遊撃手は「木製バットで打ったことのない感触だった」と笑顔を見せた。ドラフト1位の森とは同じ遊撃手。「同じ高卒なのでライバルとして意識しなくはない」と切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。

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