ドラフト1位で3球団競合ルーキー・度会隆輝選手が開幕戦勝利もたらすホームラン

横浜DeNAルーキーニュース

昨年のドラフト会議で中日、横浜DeNA、千葉ロッテの3球団が1位指名競合した度会隆輝選手が開幕スタメン出場をし、プロ第2打席目で初安打がホームラン、同点に追いつく貴重な3ランホームランを放った。

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社会人野球出身

プロ野球の2024年のシーズンが開幕し、今年の12球団の第1号ホームランはルーキーだった。

1番ライトで出場した度会隆輝選手、1回の守りではライトへの前への飛球が捕球出来ない球では無かったと思うが、照明が目に入りヒットのしてしまった。そしてその裏のプロ初打席は内野ゴロに倒れた。

それでも3回、エース・東投手が連打を浴びて3失点したその裏に、まず8番ショートで出場したルーキーの石上泰輝選手の内野安打でノーアウト1,2塁とチャンスを広げる。しかしここでも東投手がバントを失敗し送ることができず、球場の雰囲気は良くなかった。

その空気を拭き去ったのは度会選手だった。初球の高めに浮いたスライダーを振り抜くと、打球はライトスタンド前列に飛び込むホームラン、表に失った3点を取り返す同点ホームランとなり、一気に球場が湧いた。

その後はエース・東投手も悪いながらも立ち直り、7回まで抑えると、8回に大和選手の犠牲フライで勝ち越し、4-3で開幕戦勝利を飾った。度会選手のスター性が遺憾なく発揮された試合となった。

度会選手は横浜高校出身で、1年時からヒットを量産して天才打者と評価された。高校3年時には高校通算24本塁打を放つなど長打力もつけ、二塁手として注目されたがドラフト会議では指名漏れしENEOSへと進んだ。

ENEOSでは2年目に都市対抗で4本塁打を放つなど年間7本塁打を放ったが、都市対抗決勝の大阪ガス戦では4点を追う場面で3ランホームランを放つと、その回に後続のバッターが2本のホームランを放って一気に逆転し、見事にチームを優勝に導いたスター性が話題となった。

2023年は都市対抗でも当たりが出ずに本調子出はなかったが、ドラフト前にCSに出場する横浜DeNA1軍との練習試合で、プロ1軍の投手を相手に7打数1安打だったものの強いあたりを連発し、その試合で対戦していた三浦監督や、スタンドで視察をしていた中日の立浪監督が高く評価した。ドラフト会議ではそのDeNA、中日と得点力不足が深刻な千葉ロッテがドラフト1位指名し、横浜DeNAが抽選で交渉権を獲得した。

ルーキーとして今年はまず、1軍キャンプでスタートをすると、オープン戦でも16試合に出場し、15試合連続安打など打率.434で首位打者に輝いた。特に規定打席に到達する最終戦でも3安打を記録し、その勝負強さを見せつけた。

そしてこの日のプロ初ホームラン、持ち前の底抜けな明るさをベースとしたスター性は、これからも横浜を照らす光となる。

2024年、開幕1軍を手にしたルーキー一覧
2023年のドラフト会議で指名されたルーキーの、1軍キャンプや開幕1軍スタートなどの状況をまとめます。
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