オリックスは京セラドームでこの日も紅白戦を行うと、ドラフト1位ルーキーの宮城大弥投手が7回から登板し、最速148キロのストレートで2イニングを1安打無失点に抑えた。育成ドラフト6位の大下誠一郎選手もホームランを放った。
若手が活躍
宮城大弥投手は7回に紅組の三番手で登板すると、先頭バッターに146キロのストレートをライト前に運ばれた。
しかし、その後は、チェンジアップでセンターフライに打ち取ると、モヤ選手には143キロのストレートでショートゴロの併殺に仕留めた。また8回はは三者凡退に抑えた。最速は148キロだった。
変化球については「引っかかった感じで、あまりよくなかった」と話したものの、「真っすぐをいいところに決められればプロを打たせられる」とストレートに手ごたえを感じていた。西村監督も「いいとは聞いていたが、その通りのピッチング。いいものを見せてくれた。将来が楽しみですね」と話した。
監督は「しっかり育成していく」と話したものの、早い段階での1軍の起用もありそうだ。
またこの日は、育成ドラフト6位の大下誠一郎選手が、3回にレフトスタンドに3ランホームランを放った。「感触は完璧でした。しっかりと強く振ることを意識して打席に入っていました」と話した。
また、若手の活躍も目立った。3年目の本田仁海投手が最速152キロの速球を軸に、吉田正尚選手、ジョーンズ選手から連続三振を奪う投球を見せた。
本田投手は星槎国際湘南から2017年のドラフト4位でオリックスに指名され、1年目に右ひじを骨折して手術をし育成契約となっていたものの、昨年7月に再び支配下登録されると、山本由伸投手のフォームを参考にフォームを改造し球威が増した。
若手投手の台頭が期待されるオリックス、今年のリーグの台風の目となりそうだ。



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