北海道日本ハム、ドラフト1位・有原航平投手は本格投球開始、ドラフト7位・高濱祐仁選手は実戦で結果残す

北海道日本ハムルーキーニュース

 北海道日本ハムのドラフト1位・有原航平投手がブルペンで本格投球を開始した。またドラフト7位の高濱祐仁選手は韓国SKとの練習試合で3ベースヒットなど2安打を記録し、アピールをした。

捕手を座らせて投球

 最速156km/hを投げ、右肘を故障しながらも昨年のドラフト会議で4球団が1位指名をした有原航平投手は、北海道日本ハムの方針のもとで、時間をかけて故障からの復帰に向けてのステップを踏んでいる。先日の報道で復帰は5月あたりという事も伝えられているが、焦らず、しかし開幕1軍という事を意識して、有原投手は歩んでいる。

 この日は、4度目のブルペンに入るとまずは捕手を立たせて20球を投げ、その後に初となる捕手を座らせての投球を行った。「まだ力は全然」と力を入れて投げてはいないものの、捕手を座らせての昨年秋以来の投球に「純粋に楽しかった」と話した。

 ただし、有原投手も内心では開幕1軍で投げたいと思っているだろう。まだ2月中旬、3月中旬あたりのオープン戦で登板することさえできれば、開幕1軍を手にするかもしれない。チャンスは1度だけでいい。それだけの実力が有原投手にはある。

 

高濱祐仁選手が盛り返す

 またこの日は韓国SKとの2軍の練習試合が行われ、ドラフト7位の高濱祐仁選手が8番サードで出場すると、3回にレフト前ヒット、7回にはセンターフェンス直撃の3ベースヒットを放ち、2安打を記録した。途中からショートを守りミスをしてしまったが、「自分の持ち味は守備よりバッティング。そこをしっかり鍛えていきたいです」と話した。

 高濱祐仁選手は鳴り物入りで横浜高校に入学し、2年生の夏には松井裕樹投手から横浜スタジアムのバックスクリーンにホームランを放って粉砕し、甲子園でもホームランを放っている。2年時まではドラフト上位クラスと評価されていた。

 しかし3年生となったセンバツ前からホームランが出なくなり、ショートに転向したものの守備でも評価は得られずに、ドラフト会議では7位指名となった。

 高い才能を持った選手なのは間違いない。ドラフト7位ならば怖いもの知らずで、全てを追わずに特徴を見せてアピールをして行きたい。

 首脳陣ら約20人の球団関係者が視察した4度目のブルペンは、捕手を立たせて20球、そして座らせてからも20球の計40球で、捕手を座らせたのは昨年11月の早慶戦以来だ。「ずっと投げていなかったので、純粋に楽しかった」と笑顔を見せた。

 「8番・三塁」でスタメン出場した高浜は、2回2死からの第1打席で三振を喫したものの、3回無死からの第2打席で内角直球を左前安打。そして7回無死からは中堅フェンス直撃の大飛球を見せた。

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