埼玉西武、多和田投手が15奪三振、呉念庭選手が猛打賞

埼玉西武ルーキーニュース

埼玉西武はドラフト1位ルーキーの多和田真三郎投手が6安打15奪三振1失点で完投勝利、またドラフト7位ルーキーの呉念庭選手が猛打賞を記録しレギュラーに定着しつつある。

定着

ドラフト1位ルーキーの多和田真三郎投手はこの日はスライダーが冴え、9回も三者三振に斬って取るなど15三振を奪って完投で6勝目を挙げた。球団では1999年に松坂大輔投手が15奪三振を記録しており、それに並ぶ記録となった。

多和田投手は右のエース候補として昨年のドラフト1位で指名され、1軍では序盤に失点をして苦しむピッチングも見せるが、徐々に長いイニングを投げて勝ち星も重ねつつあり、8月は3勝1敗、そして9月も白星スタートとなった。

パリーグでは北海道日本ハムの高梨裕稔投手が9勝2敗で新人王争いで一歩リードしており、千葉ロッテの二木康太投手や関谷亮太投手、日本ハムの加藤貴之投手、そして東北楽天の茂木栄五郎選手などが争うが、多和田投手もあと3回くらいは先発の機会がありそうで、まだ可能性はある。

また西武はドラフト7位ルーキーの呉念庭選手がこの日3安打を記録した。ショートが固定されなかったチームで、ここ22試合連続でスタメンとなっており、チームの補強ポイントを埋めつつある。呉選手は鹿児島の第一工業大出身で、守備や足などに評価があったものの、全国大会などには姿を見せておらず隠し玉的内野手だった。素晴らしいスカウト活動だったといえる。

2015ドラフト全指名選手 | ドラフト会議ホームページ2016 Draft home page

9回には3者連続三振を奪い、自己最多の140球の力投を見せた。球団の新人記録について聞かれると「そうなんですか? あと1個取っておけば良かった」と笑った。

チームは今季ショートが固定されていなかったが、ここ22試合連続でスタメン出場するなど、ドラフト7位ルーキーが徐々に存在感を見せ始めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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