千葉ロッテ、石川歩&吉田裕太バッテリーで勝利、ドラフト戦略で着実にチーム強化

石川歩, 吉田裕太

 プロ野球オープン戦、千葉ロッテvs埼玉西武の試合で、千葉ロッテはドラフト1位の石川歩投手、ドラフト2位の吉田裕太捕手のバッテリーが先発し、石川投手は5回無失点、吉田選手は7回に決勝打を放ち勝利に貢献した。

 

ルーキーバッテリー

 井上晴哉選手、吉原正平投手と連日のように千葉ロッテのルーキーが報道される。この日はドラフト1位、2位のバッテリーが先発すると、石川投手は序盤に146km/hの速球で押し、球威が落ち始めた4回からは手元で小さく曲がる独特のシンカーで2つの併殺を奪って5回を無失点に抑えた。5回2安打3奪三振、四死球で無失点という内容だった。

 これで石川投手は9イニング連続無失点を続けており、その全てで捕手を務めているのが吉田裕太投手、「シンカーを使う場面は吉田と考えが一致している」と話し、相性の良さを挙げている。その吉田選手は3回に二盗を刺し、7回には決勝打となるタイムリーヒットを記録した。3打数1安打に2つの四死球でチームに貢献している。共に開幕1軍が確実となった。

 

ドラフト会議で着々とチーム強化

 千葉ロッテが着々とチームの世代交代を進めている。西岡剛選手、サブロー選手、福浦選手に里崎選手といった野手陣、清水投手、久保投手、小野投手、渡辺俊介投手といった投手陣で日本一になるなど時代を作ってきたが、移籍や引退などで次々とチームを抜け、残った選手もベテランとなり、世代交代が必要と言われた。

 その中で2011年にドラフト3位で指名した鈴木大地選手がキャプテンに就任してチームを引っ張ると、井上晴哉、吉田裕太などがその穴を埋めつつある。投手でも2011年ドラフト4位の益田直也投手が新人王になると、松永昂大投手も昨年は新人王クラスの活躍を見せた。そして、石川歩投手と吉原正平選手が戦力として加わる。

 スポーツ報知によると、昨年のドラフト会議では松井裕樹投手の名前が挙がっていたが、8月までには石川歩投手の指名を決めていたようだ。ドラフト直前のスカウト会議で二転三転したような形で報道されたが、どうもそういうことらしい。その他にも加藤翔平選手など期待の選手もいる。2011年の藤岡貴裕選手が予想外の伸び悩みを見せているが、華麗な世代交代劇を今年見せることができれば、千葉ロッテのドラフト戦略の大勝利といえるだろう。

 

新人発掘、任せロッテ - スポーツ報知紙面:2014/3/10

 

 幕張にフレッシュな風が吹き抜けた。新人バッテリーの躍動を見届け、伊東監督は声を弾ませた。「公式戦なら最高のヒーローだね」。石川が5回無失点の快投を見せると、先発マスクの吉田は7回に決勝打。14年本拠地初勝利の立役者は、ドラ1&ドラ2のコンビだった。

 初々しく立ち上がり、最後は老練にかわした。石川は初回、最速146キロの直球で果敢に胸元を突いた。球速が落ちた4、5回は宝刀シンカーを操り、2併殺でピンチを切り抜けた。5回2安打無失点。実戦で9イニング連続無失点と突っ走る25歳右腕は「シンカーを使う場面は、吉田と考えが一致してます」と以心伝心の女房役に感謝した。


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