東京ヤクルトのドラフト1位ルーキー・村上宗隆選手が、1軍初打席でホームランを放った。
ファームで17本塁打
村上宗隆選手は昨年のドラフト会議で、清宮幸太郎選手の抽選を外したヤクルト、巨人、楽天の3球団が入札をし、抽選をしてヤクルトが交渉権の獲得をして入団した。
ファームではシーズン開幕直後から周囲も驚く打撃を見せ、現在までファームで17本塁打を放ち、打率.289、70打点、そして16盗塁の成績を残している。1軍昇格は間近と見られていたが、ヤクルトの小川監督が「間違いなく将来のヤクルトを背負って立つ選手」と話し、満を持して1軍に昇格を決めた。
この日は6番サードでスタメン出場をしたが、初回に内野ゴロを悪送球し、それが失点へとつながった。しかし2回、1アウト1留の場面でカウント2-2と追い込まれたものの、138キロのフォークボールを振りぬき、神宮球場のスタンドに放り込んだ。プロ初打席発ホームランだった。「感触はよかったです。最初のエラーを取り返そうと思っていました。もっともっと打てるように、頑張っていきたいです」と話した。
ファームでも巨人・内海、野上、ロッテ・唐川、西武・菊池など1軍クラスの投手と対戦して結果を残してきたという村上選手、1軍でもすぐに結果を残した。
チームの将来だけでなく、筒香選手のように日本の野球の将来も託せる選手になってほしい。この活躍で清宮選手や安田選手、中村奨成選手なども刺激を受ける事だろう。
完璧な当たりに、思わず右腕を突き上げ、人さし指を天に向けた。ドラフト1位・村上がプロ初打席でアーチを描いた。二回一死一塁、岡田にカウント2-2と追い込まれてから、138キロのフォークボールを一閃。神宮の観客がどよめいた。
「感触はよかったです。最初のエラーを取り返そうと思っていました。もっともっと打てるように、頑張っていきたいです」
初めて1軍に昇格し、即「6番・三塁」でスタメンに名を連ねた。九州学院高時代は捕手で、プロ入り後に内野手にコンバートされた18歳は、一回に先頭・野間のゴロを悪送球。失策が失点につながったが、引きずることなく、バットでお返しした。高卒新人のプロ初打席アーチ。球団では2016年9月29日に広岡が放って以来、球界でも7人目の快挙となった。
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