阪神・馬場皐輔投手の投球にセリーグ5球団スコアラーが「一岡みたい、器用な投手」

阪神ルーキーニュース

阪神のドラフト1位ルーキー・馬場皐輔投手がキャンプで初めてブルペン入りし、セリーグ5球団のスコアラーがその投球に注目した。

39球

馬場投手はこの日、ストレートと変化球を半々で投球し、39球を投げた。

この投球を見た広島玉山スコアラーは「力が入っていたがしっかり腕が振れていた。球種も多いし器用そう。テークバックが小さく一岡みたいな感じ。」と話すと、中日の井本スコアラーも「テークバックが小さめで、腕の使い方は一岡タイプ。スライダーも縦めに落ちていた。」と話し、横浜DeNAの東野スコアラーも「変化球もたくさん投げていたし器用そう。これから注目していかないといけない。」と話した。

広島カープでリリーフで登板している一岡竜司投手のように、コンパクトなテイクバックが評価され、また変化球を投げ分け、150キロ超の球を投げる馬力型の投手ではなく、器用さのある投手という見立てを示した。

また、巨人の森中スコアラーは「直球が力強い感じがする。実戦でチェックしていかないと。見ていかないといけない戦力。」と話し、ストレートの強さについても評価すると、東京ヤクルトの山口スコアラーは「大学のときから見ているが、実戦向き。変化球も制球がいい。うちで言えばフォーク投手でいた松岡みたい。」と変化球を織り交ぜた実戦タイプの投手と評価した。

完成度が高く、オープン戦などで安定した投球を続けることができそうな感じがする。早くオープン戦で投球を見たい。

阪神タイガース、過去のドラフト指名一覧 

阪神ドラフト1位の馬場皐輔投手(22=仙台大)が2日、沖縄・宜野座での春季キャンプで初めてブルペン入りした。金本知憲監督(49)らが見守る中、39球を投じたが、直球と変化球の配分を五分五分にするなど独自調整に徹し、大物ぶりを漂わせた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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