阪神のドラフト4位ルーキーで、153キロ右腕の齋藤友貴哉投手がブルペン入りし、力強い球を投げ込んだ。
畑山統括スカウト話す
齋藤友貴哉投手の初ブルペン投球には、担当したスカウト、首脳陣、報道陣などが熱い視線を送った。その中で、「緊張していないと言ったらうそになる」と話し、緊張感の漂う24球の投球を見せた。
ストレートだけを投げたが鈴衛ブルペン捕手は、「いい球でした。あまりタイガースにはいない感じ。出どころが見にくそうなスリークォーター」と話した。
昨年に齋藤投手の獲得を指揮した畑山統括スカウトは「順調に来ている。力やキレとかで勝負していくタイプなので、球速を含めてまだまだ上がっていく」と話し、これから状態を挙げていくと話した。
大学時代からその力強い球が注目され、一昨年の都市対抗では中日にドラフト1位で指名されたヤマハの鈴木博志投手と同じくらいの一番迫力のある球を投げていた。昨年は制球も含めやや調子を落としていたかもしれないが、球の威力は十分。見た感じはわからなかったが、キレや見づらいフォームなど、武器もいっぱいあるようで期待が膨らむ。
齋藤、長野と同門対決 デイリースポーツ紙面 2019/1/14
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