阪神ドラフト２位ルーキー・椎葉剛投手がブルペン入り、和田２軍監督「天性の柔らかさ」

阪神のドラフト2位ルーキーで159キロ右腕の椎葉剛投手が、新人合同自主トレで1番乗りとなるブルペン入りをし20球を投げた。

「6割くらいです」

2軍の鳴尾浜球場のブルペンで投球を行った椎葉剛投手は、「こんな硬いところで投げるのは初めて。早く慣れていきたいなと思った」とプロのマウンドにやや苦労し、「６割ぐらいです。きょうは、そんなに良くなかった。結構引っかけたりとかも多かったので」と話した。

それでもこの日は久保田1軍投手コーチと和田2軍監督が視察し、和田監督は「第一印象としては本当に腕の使い方がしなやかだなと。教えてできるものではなくて、天性の柔らかさを持っている。回転のいい強い球がきていた。これからどんどん上がってくるだろう」と高く評価した。

椎葉投手は昨季終了後から「来年を見据えてブルペンで一日50球を3連投、4連投して１日空けて、また3連投、4連投というのを繰り返していました」と、ほぼ毎日ブルペンで投げていたことを明かし、開幕1軍スタートに向けて準備をしていたという。

「自分の持ち味は真っすぐだと思う。２月に沖縄に行ってからは１００％でアピールできるようにしたい」と話し、まずは1軍キャンプスタートをつかみ取り、アピールを続けていく。