楽天が監督コーチ会議でキャンプ割り振りを決定、ドラフト１位・古謝投手と５位・松田啄磨投手が１軍スタート

東北楽天が監督・コーチ会議を行い、今江監督がルーキー2投手の1軍キャンプスタートを明言した。

「争い」をテーマに

今江監督は、「古謝、松田、その2人は1軍の方に選びました」と話し、ドラフト1位ルーキーの古謝樹投手と、5位の松田啄磨投手の1軍キャンプスタートを発表した。

キャンプでは「争い」をテーマとしており、ルーキーにもお試し期間はないというスタンスで望む。そのため、1軍キャンプに選ばれた二人には「もちろん、チームの戦力になってもらうのを大いに期待してます」と話した。

古謝投手は「素直にうれしい気持ちがあるんですけど、その分、責任感もある。自分の持ち味をアピールしていき、開幕1軍に残れるように頑張りたい」と話した。

古謝投手は桐蔭横浜大出身の左腕投手でキレの良いストレート変化球を投げ、球速は153キロを記録する。松田投手は186cmの右腕投手で最速は149キロ、昨春のリーグ戦で7勝を挙げるなど完成度の高さも評価されていた。

楽天は支配下ドラフトでは、2位で坂井陽翔投手、3位で日當直喜投手を指名している。大学・社会人の即戦力ではドラフト6位で青山学院大の外野手・中島大輔選手を指名しているが、中島選手は2軍キャンプスタートとなった。