東北楽天・松井裕樹投手が侍ジャパン内定!

侍ジャパン

 東北楽天の松井裕樹投手は、侍ジャパン高校代表のエースとして18Uワールドカップで準優勝をしているが、今度は侍ジャパントップチームに参加する事が確実となった。

着実

 松井裕樹投手は桐光学園の2年時に甲子園で1試合22奪三振を記録してヒーローとなった。しかし3年時は投球の幅を広げて甲子園優勝を目指したものの、神奈川大会で高濱祐仁選手、浅間大基選手にホームランを浴びて出場を逃してしまう。

 しかし侍ジャパン18U代表のエースとして18Uワールドカップでは台湾戦、アメリカ戦などで好投を見せてその力を見せ、ドラフト会議では5球団が1位指名で重複するなど目玉投手としてプロ入りした。

 高校卒という事もあり1年目はファームからのスタートかと思われたが、オープン戦で無失点を続けるなど好投し開幕ローテーション入りを果たす。しかし四球から崩れるなど悔しい投球が続いて2軍降格、それでも終盤には再び1軍に昇格し、中継ぎで結果を残すと最終的には先発の一角として登板した。

 1年目の成績は4勝8敗、良い活躍と悪い結果を繰り返しながらも、着実に松井投手は大投手への道を歩んでいる。

 

侍ジャパンの左のエース

 そして松井投手は18U代表に続き今度は侍ジャパントップチームのユニフォームを着る事になりそうだ。3月に予定されている欧州代表との強化試合では小久保監督から大久保監督へ松井裕樹投手の代表入りの内々の打診があったようだ。

 大久保監督も「若いときに日の丸を背負えばすごく成長できる。正式に話がくれば喜んで送り出す」と話し、代表入りに前向きのようだ。

 松井投手は18Uの決勝でアメリカに敗れ、侍ジャパンでリベンジを果たすことを口にしていた。あの時戦った森友哉捕手、安楽智大投手なども同じ思いを持っているだろう。

 これまで侍ジャパンは松坂大輔投手、岩隈久志投手、ダルビッシュ有投手、田中将大投手、そして前田健太投手と、球界を代表する投手は右投手が多く、右投手の活躍が目立っていた。昨年の侍ジャパンでも金子千尋投手や則本昂大投手、大谷翔平投手や藤浪晋太郎投手など右の投手が揃い、左は松葉貴大投手、岩田稔投手、高橋朋己投手の3人。将来の左のエース候補として松井投手は期待されている。

 事実上、代表入りの要請を受けた大久保監督は「若いときに日の丸を背負えばすごく成長できる。正式に話がくれば喜んで送り出す」と快諾。初めての侍入りが“内定した”松井裕は「候補になっただけでも光栄。選んでいただけるように、しっかりやっていきたい」と意気込んだ。

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