伯和ビクトリーズ・入江達也投手が広島2軍を4回1/3を1安打1奪三振で0封

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 広島カープ2軍と広島県の社会人選抜、社会人オール広島が交流戦を行い、オール広島はドラフト候補の三菱重工広島・鮫島優樹投手が2回5失点と乱調、しかし、伯和ビクトリーズの入江達也投手が4回1/3を1安打2奪三振に抑えるピッチングを見せた。今年解禁のドラフト候補の一人で今後注目されそうだ。

 

鮫島投手が乱調

 昨年の日本選手権で2試合連続完封、1試合15奪三振など大活躍を見せて今年のドラフト候補になっている三菱重工広島・鮫島優樹投手が先発し注目されたが、先頭打者に死球を与えると、2番・田中広輔選手にホームランを打たれて2失点、その後も4本のヒットを浴びて初回に4失点した。続く2回も2つの四球を絡められて1失点し、結局2回6安打4四死球で5失点と散々な投球となってしまった。

 社会人のシーズンはおおむね4月には開幕するため、この時期にこのピッチングは不安になる。昨年の日本選手権での活躍で注目される投手となっている時にチャンスをつかめるか、プロ入りを目指すならば今が一番大事な時となる。この日はアピールする事ができなかったが、次の登板に期待したい。

 

大卒2年目が頭角を現す

 2番手で登板した元福岡ソフトバンクも近田怜王投手も1回2/3で3失点し1-8となったオール広島だが、2アウトからリリーフした伯和ビクトリーズの入江達也投手が好投をした。ピンチを三振で切り抜けると、5回から8回までを1安打2四死球に抑え大きくアピールする投球となった。

 入江投手は大阪体育大出身の2年目の投手で183cmから146km/hの速球を投げ、多彩な変化球を操る。社会人1年目の昨年の都市対抗中国予選ではMVPに選ばれるなど結果を残している。この活躍を続ければ、今年ドラフト会議で指名されるだろう。広島のスカウトにも目が留まったはずだ。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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