NTT東日本・高木伴投手、最速149km/hで2回1安打4奪三振

社会人野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 都市対抗野球ではNTT東日本でプロ注目の高木伴投手が、3人の投手がノーヒットででつないできた8回に今大会初登板した。

常時145km/h以上

 昨年秋の侍ジャパントップチームにプロの投手ら共に招集され、社会人NO1投手を印象付けた高木投手だったが、今季は制球に苦しみ、リリーフでの登板が多くなっている。

 この日は6点差の付いた8回に、これまでの3投手がノーヒットに抑えていたマウンドに登った。高木投手はさすがの球威を見せ、やや球速が速く出ているとみられるスピードガンながら149km/hを記録、常時145km/h以上のストレートに130km/h中盤の変化球で空振りを奪っていく。

 8回はノーヒットに抑えたが9回にヒットを打たれ継投でのノーヒットノーランは逃したが、それでも球威では今大会でもトップクラスの投球だった。2回1安打4奪三振無四球で0点に抑えた。

 ただしストレートも変化球も全体的に高く、松山フェニックスの打者が強い振りで向かってきたため空振りを奪えたものの、プロでは痛打されるのではないかという球も多かった。

 しかし、プロも注目する高木投手、今年もあまりの不調でプロ志望するかどうかが不明だが、大舞台で好投した事で可能性は少し上がったか。またプロのスカウトにとっても安心したことだろう。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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