社会人野球日本選手権の東海地区予選が行われ、ヤマハと王子が本選出場を決めた。王子はルーキーの神鳥猛流選手が2安打2打点の活躍で2-0で三菱重工名古屋に勝利した。
大学時代にスラッガーとして注目
神鳥猛流選手は享栄高では高校通算32本塁打を記録し、中部大学時代にはリーグ戦11本塁打を記録した。フルスイングを見せる中で逆方向にもヒットを打てる選手で、3年秋には打率.417でリーグ2位となっている。またもともと140キロを投げる強肩で大学時代にサードの守備の技術も上がり、プロからも注目されていた。
神鳥選手は王子に進むと、都市対抗までは代打やDHでの起用だったが日本選手権予選では5番サードで出場し、この日は6番サードで出場すると4回に先制となるタイムリー2ベースヒット、そして9回にはダメ押しとなるタイムリー2ベースヒットで2打点を挙げた。
来年は再びドラフト候補となり。強打のサードとして注目選手の一人となりそうだ。
また王子では2年目の畑瀬聡史投手が6回を投げて2安打5奪三振無失点の好投を見せた。関西大時代に146キロの速球を投げ好投を見せていた投手で実績は十分、大学の先輩でもあるエースの近藤均投手に続く投手になってきた。また先発リリーフの活躍する2年目の大宮慎司投手も145キロを投げる左腕で、ひょっとすると今年のドラフト会議で指名をしてくるチームがあるかもしれない。
ヤマハ、王子、全国切符 中日スポーツ紙面 2016/9/8
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