王子の神鳥猛流選手が2安打2打点、日本選手権出場決定

社会人野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

社会人野球日本選手権の東海地区予選が行われ、ヤマハと王子が本選出場を決めた。王子はルーキーの神鳥猛流選手が2安打2打点の活躍で2-0で三菱重工名古屋に勝利した。

大学時代にスラッガーとして注目

神鳥猛流選手は享栄高では高校通算32本塁打を記録し、中部大学時代にはリーグ戦11本塁打を記録した。フルスイングを見せる中で逆方向にもヒットを打てる選手で、3年秋には打率.417でリーグ2位となっている。またもともと140キロを投げる強肩で大学時代にサードの守備の技術も上がり、プロからも注目されていた。

神鳥選手は王子に進むと、都市対抗までは代打やDHでの起用だったが日本選手権予選では5番サードで出場し、この日は6番サードで出場すると4回に先制となるタイムリー2ベースヒット、そして9回にはダメ押しとなるタイムリー2ベースヒットで2打点を挙げた。

来年は再びドラフト候補となり。強打のサードとして注目選手の一人となりそうだ。

また王子では2年目の畑瀬聡史投手が6回を投げて2安打5奪三振無失点の好投を見せた。関西大時代に146キロの速球を投げ好投を見せていた投手で実績は十分、大学の先輩でもあるエースの近藤均投手に続く投手になってきた。また先発リリーフの活躍する2年目の大宮慎司投手も145キロを投げる左腕で、ひょっとすると今年のドラフト会議で指名をしてくるチームがあるかもしれない。

王子のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

2016年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

ヤマハ、王子、全国切符 中日スポーツ紙面 2016/9/8

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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