阪神ドラフト8位指名のパナソニック・藤谷洸介投手が完封勝利!

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社会人野球日本選手権では、パナソニックがJFE西日本に6-0で勝利、阪神がドラフト8位で指名した藤谷洸介投手が完封勝利を記録した。

最速は142キロ

藤谷投手は194cmの大型右腕投手だが、チームではエースの藤井聖太投手や昨年にオリックスにドラフト2位で指名された近藤大亮投手などがおり、大舞台での先発はなかった。しかしこの日、梶原監督は「ここ最近、いい成績を残していたので藤谷で行こう」と藤谷投手を先発のマウンドに送った。

藤谷投手は最速は142キロながらも角度のある速球と、96キロというスローカーブなど緩急を使い、JFE西日本打線を6安打7奪三振に抑え、153球を投げて完封した。藤谷投手はこの夏以降に体重を7kg増やし投球が安定していたという。

阪神はこの日4人態勢で視察し、畑山統括スカウト補佐は「誰だ?と思っている人も多かったんじゃないかな。それが正解だったということを証明してくれました」と話し、ドラフト8位の隠し玉を自慢していた。

130キロ後半の速球でも194cmという身長をうまく使っていければ結果は残せる。しかしプロの世界ではそれではやはり物足りない。長く続けるために体重を増やすこと、また球速ももう少しアップさせたい。これだけの投球ができるのだからやればできる。

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1メートル94、90キロの大型右腕。将来性を見込んで指名したが、畑山統括スカウト補佐は「(ドラフト当日は)誰だ?と思っている人も多かったんじゃないかな。それ(指名)が正解だったということを証明してくれました」と手放しで喜んだ。

一回に一死から中前打を浴び、ボークでいきなり得点圏に走者を進めるが、後続をピシャリ。最速143キロを計測した直球に110キロ台のチェンジアップ、スライダー、96キロの超スローカーブを有効に使った。緩急差47キロの投球で相手打線を翻弄し、9回を6安打7奪三振無失点。

エースの藤井聖が先発かと思われたが、梶原監督は「ここ最近、いい成績を残していたので藤谷で行こう」と二大大会で登板経験がなかった右腕を抜てきした。「行けるところまでと考えていた」と明かしたが、予想をはるかに上回る完封勝利。「夏以降に7キロも体重が増えたことで、投球が安定した」と目を細めた梶原監督。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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