三菱重工長崎と三菱日立パワーシステムズ横浜が統合

社会人野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

社会人野球の三菱重工長崎と三菱日立パワーシステムズ横浜が統合することが分かった。

三菱重工

日刊スポーツによると、三菱重工はスポーツ部門を再編を伴う統合でチームを強化する狙いがあるとしているが、実際には経営の影響を受けた統合とみられる。

三菱重工は造船事業で失敗が続き、2400億円の損失を出して大型造船事業から撤退すると報道されている。長崎は造船の拠点でつまりはそのチームを廃止するという事だろう。一方、三菱日立パワーシステムズは火力発電や水素などのエネルギーの重工業部門で、日立の技術力に三菱商事の営業力が加わり将来性が見込まれている。

チームもその事業の勢いの影響を受けている。かつては三菱重工長崎は巨人の杉内俊哉投手や篠原貴行投手などプロ野球選手を輩出していたが、その後は都市対抗でも九州地区を突破する事もなかなかできなくなり、2005年以降はプロ野球選手が誕生していない。

一方、三菱日立の前進である三菱重工横浜は1992年に佐藤秀樹投手が中日にドラフト1位指名、1993年に石井貴投手が西武にドラフト1位指名される名門だったが2006年に廃部寸前のところでクラブチームで生き残ると、2014年に三菱日立パワーシステムズ横浜として社会人チームに復帰すると、2014年に野村亮介投手が中日からドラフト1位指名、同じく福地元春投手が横浜DeNAからドラフト4位指名を受け2006年以降久々のプロ野球選手が誕生した。

チームがどちらに統合されるのか、関東なのか九州なのかはまだわからないが、上記のことを考えると、関東の三菱日立パワーシステムズ横浜の方に統合されるのではないかとみられる。

いずれにしても社会人の名門チームがまた一つ姿を消すことになる。

三菱日立パワーシステムズ横浜のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

三菱重工長崎のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

社会人野球の強豪・三菱重工長崎と三菱日立パワーシステムズ横浜(神奈川)が統合することが11日、分かった。三菱重工業スポーツ部門の再編に伴う統合でチームを強化する狙いもある。

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