社会人野球のJABA日立市長杯と岡山大会が開催されている。日立市長杯では新日鐵住金鹿島のルーキー・吉田雅貴投手が先発し7回を無失点に抑えて勝利に貢献した。
プロ志望も指名漏れ
吉田雅貴投手は昨年までは函館大でプレーし、4年秋には最速151キロを記録した。プロ志望届を早めに提出してプロ入りへの意気込みを示したもののドラフト会議での指名は無く、新日鐵住金鹿島に進んでいた。
この日立市長杯では14日にリリーフで登板し好投を見せると、この日の東邦ガス戦では先発を任され、7回を投げて無失点に抑える好投を見せた。球威ある速球と変化球を効果的に織り交ぜた。
近年はあまり結果を残せていない新日鐵住金鹿島だが、エース誕生を予感させ、今年の都市対抗出場に向けては吉田投手を軸に回していく事になりそうだ。
吉田選手も指名漏れの悔しさをバネに、今年と来年に活躍を続けられれば、今度は指名漏れという事はないだろう。
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