社会人野球日本選手権、日本新薬は三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑敦也投手を攻略して勝利した。3番サードの福永裕基選手が2安打を記録した。
センターから逆
福永裕基選手は専修大出身で、昨年は二塁手としてプレーし、秋に行われた都市対抗野球ではレフトスタンドと逆方向のライトスタンドに2試合連続ホームランを放っている。
対戦相手が154キロ右腕の廣畑敦也投手だったこともあり、この日の福永裕基選手はセンターから逆方向へ絞ると、第1打席、第2打席はセンターフライ、ライトフライに打ち取られた。
しかし6回に第3打席では、ピッチャー方向に強く打ち返してセンター前ヒットを打つと、8回の第4打席では先頭打者で逆方向へきっちりとヒットを放った。このヒットがきっかけとなり2点を勝ち越してチームが勝利した。
この日はサードで出場したが、二塁も守れる選手で、打撃は広角に長打を打てる。元横浜ベイスターズの進藤選手のようなパンチ力や思い切りの良い打撃を見せる。
昨年のドラフト会議で指名されなかったのは残念だったが、今年もアピールをし続け、是非、プロで見てみたい選手の一人だ。
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