大阪ガス・河野佳投手が4回に3本塁打浴びる、144キロ止まり

社会人野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

昨年の社会人野球で、最多勝と最優秀防御率、ベストナインに輝き、今年の社会人NO.1投手と期待されている大阪ガスの河野佳投手が、この日は本来の投球が見せられなかった。

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3被弾

河野佳投手は昨年は、140キロ後半の範囲で投げられるストレートに、変化球の精度も高く、日本選手権、都市対抗でともに負けなしの投球を見せていた。

しかし、今年は春先からあまり登板をしておらず、登板をしても結果の出せない投球が続いていた。それでも都市対抗2次予選の日本生命戦では149キロを記録して完封し、本戦での投球が期待されていた。

この日は序盤から球速は140キロ前半で、少し乗ってきても最速は144キロ止まりだった。そして4回、四球を与えると続く2者に連続でホームランを浴び、その後2アウトを奪ったものの再びホームランを浴びた。4回1/3を投げて6安打3本塁打で5失点、昨年の投球からも程遠い内容だった。

試合後に「情けないし、悔しい。打たれた球は全部甘かった。ボール先行でストライクを欲しがってしまった」と話した。

昨年の夏の日本選手権のときの投球が素晴らしかった。しかし、冬の都市対抗では、球を置きに行くような感じで、やや不安も感じる内容だった。これでドラフト会議前の全国の舞台は終わってしまい、既に日本選手権出場も決めている大阪ガスで、どこまで状態を戻した投球をどんな機会で見せられるのか、またプロ側がどのような判断をするのかが注目される。

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 前年度の社会人最多勝&最優秀防御率&ベストナインの「3冠」に輝いた河野佳には屈辱のマウンドだった。

4回に3被弾。「情けないし、悔しい」。声を絞り出し、「打たれた球は全部甘かった。ボール先行でストライクを欲しがってしまった」と首を振った。自己最速151キロが144キロ止まり。直球が走らず変化球を痛打された。今秋のドラフト候補として、このままでは終われない。

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