社会人野球のJABA京都大会では、日本新薬の俊足遊撃手・武田登生選手にプロのスカウトの注目が集まった。
阪神の中野みたい
武田登生選手は中央学院大出身の遊撃手で、守備力と俊足、そして巧打の打撃に注目されていた。
この日の日本製鐵東海REX戦では初回と3回に2打席連続でセンター前ヒットを打つと、4-5で迎えた8回2アウト1,2塁の場面ではレフト前にタイムリーヒットを打って同点に追いついた。「直球も変化球も対応できるように待っていた」と打撃が向上している。
この日は11球団のスカウトが視察に訪れたが、広島・鞘師スカウト、中日・山本スカウトが共に「阪神の中野みたい」と評価した。中野選手は小柄な遊撃手だが俊足巧打で、社会人から阪神に2020年のドラフト6位で指名されると、ルーキーだった2021年に30盗塁で盗塁王を獲得し、ショートのレギュラーとして活躍した。今年のWBCでもショートとして出場するなど、社会人出身選手として活躍を見せている。
武田選手は「進塁打など何でもできる選手が目標。自分なりにプレーし、それを評価していただけたらうれしいです」と話す。
今年は大学、高校に遊撃手の候補があまり目立っておらず、社会人のショートが高く評価される可能性もある。武田選手にとっては大きなチャンスとなる。
2025年度-社会人内野手のドラフト候補とみんなの評価
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中野二世?日本新薬・武田3安打 広島・鞘師智也、中日・山本将道両スカウト「阪神の中野みたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
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中央学院大出身で走攻守三拍子そろったプロ注目の遊撃手。広島・鞘師智也、中日・山本将道両スカウトは、そろって「阪神の中野みたい」と評価が重なった。
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