三菱重工Westの150キロ右腕ルーキー・鷲尾昂哉投手が9回4安打完封、「来年が勝負」

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関西大出身の、三菱重工Westの150キロ右腕ルーキー・鷲尾昂哉投手が、都市対抗金築2次予選の大阪ガス戦で、9回4安打完封勝利を挙げた。

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来年が勝負

都市対抗野球近畿地区2次予選では、連日、大切な試合が続く。この日も強豪の大阪ガスと対戦した三菱重工Westは、関西大のルーキーで最速150キロの速球が注目の鷲尾昂哉投手が先発すると、津野監督が「序盤はフォークがあまり落ちていなかった。」と話すように、立ち上がりはやや苦しんだものの、「中盤以降はかなり落差が出始めてカウント球として使えて、内容はよかった」と監督も称える内容で、9回4安打5奪三振2四球で完封した。

「相手が早打ちでゾーンを狙って打ってくれた。スプリット、フォークを投げて早めに追い込んだ」とフォークボールをうまく使って、打たせて取っていく投球を見せる。津野監督も「長身から投げ下ろす角度と低めに垂れないまっすぐがいい。高めの強いまっすぐがバッターからすると厄介」と評価する。

鷲尾投手は5月1日のJABA京都大会でも大阪ガス戦に登板し、9回6安打で完封勝利を挙げているが、天敵を相手に2試合連続の完封勝利、津野監督も、「頼もしすぎて。点をとられるところ見たことない。素晴らしいピッチャー」と絶賛した。

関西大時代に150キロの速球を投げていたものの、社会人に入るとレジェンドの守安玲緒コーチから体幹トレーニングのアドバイスを受け、「体幹脚上げで体がぶれなかったらいい球がいく」と体の芯が強くなり、安定した投球ができるようになった。

社会人で好調を続ける鷲尾投手、目指すのは来年のドラフト会議での指名で、「来年が勝負なので、1年結果残して、2年目さらにいいピッチャーになりたい」と話した。来年の指名を受ける可能性を高めるためには、今年のうちにスカウトに、来年のドラフト上位候補という評価をさせておきたい。そのためにはこの都市対抗、そして秋の日本選手権で、インパクトのある投球を見せておく必要がある。

まずは社会人の全国の舞台で完封劇を見せてアピールをするために、この予選を勝ち抜きたい。

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